幻は厄介
霧とかもっとえぐい
「やっぱりお前か!」
空は男を睨みつけて怒鳴る
「どうして私だとわかった」
その言葉を聞いて男はニヤリと笑った
「彼女にあの言葉を言っただろう」
「ほう、、覚えていたのか。守れなかったお前が」
それが合図だった
空がその男に飛びかかった
「空!!!」
夕陽の忠告も無視して飛び込んだ
『血液操作』
空の血液は鋭い矢となり男めがけて飛んでいった
その矢は男の頭に刺さった
そして、男は静かに倒れこむ、、
「と言うシーンでも見たか?試作品よ」
倒れたはずの男は立っていた
それも空の後ろで
「なに、、!」
「これが私の能力だ」
『幻像』
その瞬間男の体は煙のように揺らめき、消えた
そして、、
グサッ
空の背中にナイフが刺さった
「ぅぁ、、!っ!」
「空!」
夕陽がヒールと唱えようと駆け寄ったその前に男が立つ
「どけ!」
「なぜ助ける。こいつの正体を知っているだろう。吸血鬼の少年よ」
夕陽の目が見開かれる
「なぜ、、吸血鬼だとわかった」
「見たらわかるさ、なんせ私は生き物の研究一筋で生きてきたからね。女性を研究したくなってここに来たんだけど、何故かいつの間にかこんなにも偉くなってしまってねぇ
人生何があるか分からないね」
言い終わったと同時に夕陽の爪が長く伸び、男の首に血の線を作る
「お前の生い立ちなど興味はない。さっさと田中を渡せ。さもなくば殺す」
「うーんそうだなぁ。こいつをくれるなら田中は渡してあげよう。もともとおじさんには興味が無いからね」
そう言って空の頭を掴む
「っ、、はなせっ、、!」
傷はなおったが、痛みは消えない
空はジクジクと痛む背中をかばって男から距離を取った
「ふん!人間らしくなりやがって
だがな。覚えておけ。お前は人間にはなれない」
『幻像』
「「なっ!!」」
男の体は2個に分裂した
分身したのだ
「空!コッチのやつは恐らく幻像の方だ!ちゃっちゃと殺してそっちに行くから!まあ、心配はいらないだろうけどっ!」
喋ってる間にも幻像は待っててくれない
幻像の攻撃に右へ左へちょこまかと夕陽はよける
『ファイア』
夕陽はお得意の炎で相手を焼き払う
「ふぅ、、殺ったか、、?」
一応体制を整えながら様子を見る
すると、
バッ!!!
煙の中から幻像が出てきた
(素早いっ!!)
「っがは!!」
素早く出てきた幻像が夕陽の視界の外に出て、腹にパンチを食らわせた
「っ!、、、」
そのあまりの重さに夕陽は壁に飛ぶ
いくら吸血鬼とはいえ、所詮は子供
体力にも力にも限界がある
夕陽が壁に倒れている間にも幻像は攻撃を仕掛けてくる
「っがはっ!!」
(くそっ、、、何とかしねぇと、、早く空のとこに、、)
そして、夕陽は魔力を底まで使い、
『アイス』
と言い放った
すると氷が矢のように飛び、幻像壁に縫いつける
「終わりだ」
夕陽が手先を下から上へくいっと動かすとどこからともなく氷が現れ、幻像を氷漬けにした
(実態のある幻像か、、、こりゃ強いはずだわ、、)
夕陽は幻像が力尽きたのみて、安心したのか体の力が抜けた
(あ、、、朝陽に怒られるな、、、そら、大丈夫、、か、な)
そのころミラクルでは、、、
「どう?治りそう?」
店長のくるみが少女の処置をしていた
「てんちょー。ここに包帯置いとくねー」
たまたまバイトでいた、莉音に手伝ってもらっていた
「ありがとう莉音ちゃん。」
「それにしても、てんちょーが医療免許持ってたなんて意外っすね」
テキパキと傷を縫い合わせていく姿はまるでドラマでよく見る天才外科医だ
「莉音さん、彼女のこと頼めるかな?忍さんの安否が気になって、、、」
「おう。任せな。まああの男に限って死んでるなんてことはないだろうけどな」
莉音は金髪の髪をなびかせてケラケラと笑った
「ありがとうございます。この恩は何時か必ず」
朝陽が丁寧に頭を下げると
「いいよ。別に」
と言う声が帰ってきた
(忍さん、どこにいるんだろう
こんだけ連絡がないってことは考えたくないけど
ブラックリストだよね、、、)
朝陽はよく目立つ黒いビルに視線を向けた
(どうかご無事で、、、)
ちょっときいてくださいよ
この後にも文を書いてたんですよ
気づいたら消えてたんですよ
、、、、は!?
次回もう1回かきます、、シクシク
では、笑面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




