意外と動ける、、かも
吸血鬼は魔法使えるんですよ
(そう言う設定にしました)
ピチョン
「っ、、、」
冷たい水が頬にあたって空は目を覚ました
「ここは、、、」
周りは暗く、とても寒かった
(あれ、、、)
体を起こそうとしても、何かで縛られており、その状態から動くことは無理そうだった
空はここがどこだか知りたくて、ゴロゴロと横に転がりながら動いた
すると、何かに当たった
「え、、、人、、?」
暗くてよく見えないがそれは確かに人だった
「ちょっと大丈夫ですか?」
空のその声が届いたのかその人は目を覚ました
「あれ、、空くん?」
「朝陽くん!?」
そこに倒れていたのは朝陽だった
「どうしてここに!」
空がじたばたしていると朝陽はクスクス笑った
「空くんちょっとまって」
そう言いながら朝陽は自分が拘束されていた縄を炎で焼いた
朝陽は自分が動けるようになると、空の縄もほどき、落ちていた枝に火をつけた
「すごい」
火のおかげで周りは見えやすくなった
2人がいたところはいわゆる牢屋というところだった
じめじめとしており、いくつもの水たまりがあった
「朝陽くんすごいね!」
「まあ吸血鬼だからね」
ほぇーと空は驚きの声をあげた
「あ、そうだ田中さんは!?」
「しっ。静かに」
朝陽が騒いでる空の口を塞ぐと人がやってきた
「さっきのあいつ。処刑らしいな」
「まじで?かわいそうになぁ」
「いやでも星だぜ?あの女に手ぇ出したんだからなぁ」
「んで?あのガキ2人はどうなんだよ」
「しらねぇ。処刑なんじゃねぇの?」
「そりゃそうか」
ガハガハと笑いながら見張りのような奴らは行った
その2人の笑い声は牢屋に嫌に響いた
「このままだと僕達も田中さんも処刑だね」
「どうしよう。早くここを出ないと」
空は力づくで牢屋の柵を壊そうとするがもちろんビクともしない
そこで朝陽はある策を思いついた
「空くんってさ能力もってたよね」
「!!あ、うん」
「それ、使えないかな」
空の能力は血液操作
血を自分の好きなように変形して扱えるというものだ
「どうやって?」
「鍵を作って、開けて出るんだ
もし、運が良ければそのまま田中さんも助けて1度外に出よう。流石に2人じゃ無理だ」
空は鍵穴に意識を集中させ手のひらを爪で切った
《血液操作》
カチャ
「!開いた」
「空くん行くよ」
朝陽と空はなるべく足音を消して走った
が、そんなに上手くいくはずもなく、2人の脱出はすぐに気づかれた
「あそこだ!!追え!」
2人の後ろから大勢の追っ手が迫ってくる
「空くん走れ!!」
《ファイアウォール》
空が遠くに走ったのを確認してから朝陽は追っ手を鎮圧した
「朝陽くんっ!!」
空の伸ばした手を朝陽はにぎり、2人は牢屋から脱出した
「はぁはぁはぁはぁ 死ぬかと思った」
「大袈裟だよ」
2人は無事元の吉原へと生還した
「よし、田中さんのとこ行くよ」
「へ?どこか分かるの?」
空のその問いに朝陽は吉原のある建物を指さした
「あそこって、、、」
そこは吉原の最高管理者がいるところだった
派手な吉原の中でも一際派手な建物だった
周りの建物より遥かに高く、そして、黄金に輝いていた
「おそらくあそこの1番上にいる」
「どうして分かるの?」
「今までの人の話から星さんは吉原一の女性だったはずだ。きっと、管理者さんも随分と気に入ってたんだろう。人って、自分が好きだった人を奪った人の顔をみたいものでしょ?」
「なるほど、、それじゃあ早く助け出さないと!」
そう言って2人は吉原の裏路地を駆け出した
「正面突破は危険すぎるから、裏口から入れるルートを見つけよう」
「そうだね。さすがに正面突破は気が引けるよ」
(そういえば忍さんと夕陽くんは大丈夫かな)
空は走りながら地上に戻った2人のことを考えていた
それにしても、吉原の裏路地はすごく入り乱れていた
右へ左へとまるで迷路のようにくねくねしていた
突如、前方を走っていた朝陽が走るのを辞めた
「空くん。 詰みだ」
そう言って前を見た空は絶句する
誰もいない裏門の前に大勢の人がいた
「なんで、、、」
「誰かが僕たちの行動を見ていたんだ。そうとしか考えられない」
パチパチパチ
朝陽がそういった時、辺りに拍手が響いた
「ご名答。こんにちはおふたりさん。君たちの情報は私の優秀な部下が知らせてくれてね。おかげで、速やかに君たちを天国に送れそうだ」
拍手をしながらそう言ってきたのは綺麗な白い着物を着た女性だった
朝陽はその女性を見て目を見開いた
「空くん。あいつ、吸血鬼だ」
魔法言うときってちょっと厨二病っぽくなりますよね爆笑
どうでもいいけど呪術廻戦死ぬほど面白い
面白いと思った方はこれからもよろしくお願いします!!!




