表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラノベ主人公に憧れたLJK  作者: 南 海人
1/1

どうしようもない厨二病脳

あああああああああああぁぁぁ、遂に高校二年生の春休みになってしまった、、、、、、。来月からは高校三年生。受験生だよ?!受験生、、、。何も起こらない。

「何か面白いことないかな〜」


が、私の高校になってからの口癖になっている。思い返せば始まりは物心が着いた時から。

日曜朝8時半からやっているプリティ★キュアキュアを見てそれになりたいと短冊に願いを込めた幼少期。

モンスターをポケットサイズまで小さくしながら旅することに憧れたり、スケートショーで可愛いジャンプを跳んだり、アイドル活動を夢見たり、少女漫画を読みふけって白馬の王子様に憧れた小学校6年間。そして中学1年生の夏休みから踏み入れてしまった深夜アニメの世界。

そして、今、見事に高校三年生を迎えようとしている春休みになっている。


中学2年になった時は、プリティ★キュアキュアと同じ年齢になったことに気づき、焦りと戸惑いを覚え、高校2年の時にはもっと焦った。


だが、私は動かなかった。異世界、超能力、怪奇、魔法、etc…全てに憧れと夢を持っていたが、考えただけで何も動かず、ただ願うだけで過ごした。


いや待てよ、でもラノベ主人公なんて皆何もしてないじゃないか。もっというと、不登校もいるでは無いか。それに比べ、私は割とマジめに生きてきた。学校に行くのはもちろん、成績はめちゃくちゃいいという訳では無いが、試験期間になったらちゃんと勉強するし、平均点より少し上が取れるか取れないかくらい。割と頑張ってるぞ。普通かもしれないけど、そこそこ頑張って17年間生きてきた。なのに、なぜ面白いことが起こらない?



あ、私が女だからか?



最近気づきたくなかったけど、気づいてしまった。私はきっと、いや、多分、いわゆる「厨二病」と言うやつかもしれない。


さすがに手に包帯を巻いたり呪文を唱えたりはしないが、そうなのかもな、と思ってしまう。



前置きはこの辺にして、何か動こうと思い、春休みに入ると同時に近所にある神社に通うことにした。今日で1週間が経つ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ