エピローグ
ということでしたー。
卒論には上限がないので、こんな感じで本一冊分くらいの量になってしまいましたが、まあ違反ではありませんよね。というかもっと長く書く人とかいるんじゃないですかね。僕はどうもそういう情報が入ってこないので、分からないんですが。え? 友達作れって? なにをおっしゃる先生様。今更無理です!
えーっと、本文の中に出てくる登場人物たち、あれは学校の知り合いの名前をお借りしましたー。え? 無断? ノンノン。先生以外からはちゃんと承諾とってあります。先生からとらなかったのは、まあ許可とったらネタバレになるんじゃないかとか危惧しちゃいまして、そういうことでござんやす。あ、印は違いますよ! そんな凄い名前の友達なんていません。名前考えるの面倒だったんです。そしたら目の前に履歴書がありましてね、あー就職難キビシーって思って。そこにちょうど「印」って書いてあったんで、そっから由来してますです。てへ。
僕ね、専業作家を目指すことにしたんです。一応、お金は結構たくさんあるほうなんですよ、僕。だからその金が尽きる前に、たくさん勉強して新人賞とろうって。そう志してるざます。
だから先生。どうか卒業させてください。
その気持ちをぶつけたんですよ。この卒論は。僕の卒業したい気持ちがつまっています。ちなみに、この卒論、僕の初めて書いた長編です。それを先生にプレゼント致しますです。重ねて言いますけど卒業させてください。
ほんと。差し上げますからこの超変! あ、タイプミスした。長編のことですよもちろん。どっかでお使いになっても結構ですから! ……まあこれを使うときってどんなときだよって話ですが。
あ、でももしもですね、「ダメダメだった」とか言われて留年しちゃうのも嫌なので、一応念のためのものも書いておきました! 保険ってやつです。臨機応変に動くための布石ですよ。卒論はここまでですが、この後ろ、まだもう一枚紙があるでしょう? それです。もしこの卒論が「ダメダメだった」のでしたら、どうかもう一枚だけお読みください。分量としては規定よりも少ないのですが、それはここまでの長編が補っているとして。まあなにが言いたいのかというと、エロ本についての卒論を保険用に書いたので、問題があったときはそちらをお読みになって卒業させてください。
卒業させてください(四度目)。マジで。切実に。お願いします。
嬉しい返事を待ってます。
学籍番号:1A23B456‐7C
姓名:神谷数史




