信藤綾香
天井とは、うん、友達だったよ。昔はねー。昔って言っても一週間前だけど。
えー、仕方ないじゃん。ユキが言ってんだから。でも天井はちょっとムカついてたからセーゼーするかな? なんかさ、あの子どっか「あたしはみんなとはちがうんです」オーラ出そうとがんばっちゃってるじゃん? ムカつくんだよねー。無駄な努力? 大してカオもよくないくせしてさ。勉強できるからって何になるの? 所詮あれでしょ、ユキのおんぶにだっこのガキ。あいつの笑ったカオとか見たときある? ちょーキモいの。ほんとに。
ま、いつかはこーなるんじゃないかって思ってたよ、うちは。
ん? 罪悪感? ナニソレ? 美味しいの? 感じるわけないじゃん。ユキの彼氏に先に手を出したのあいつでしょ? 全部天井が悪いわけ。うちもユキも他の子もなーんにも悪くないよ? つーかそもそも、うちはうちが楽しかったら誰がどーなろうがあんまり関係ないし。
ん、わかってるよ。君はいいやつだからんねー。だからユキも君だけは天井に話し掛けてても何も言わないんでしょ? 他のやつだったらミンチになってるよー、マジマジ。まっ、頑張ってよ。うちらもオモチャは長く持ったほうが楽しーし。




