プロローグ
「こっちこっち!」
「ヘイパス!」
「敵注意!」
ここは、とあるスタジアム。
今行われているのは、セストボールの大会。
セストボールとは、小学四年生の体育でやるスポーツ。
見事なるロングパスで、ボールを繋いでいく。
セストボールでは、ボールを持っている時は3歩しか歩くことができない。
__故に、ロングパスが重要となる。
一人の選手が、シュートを放った。
その先にいたのは…人。
セストボールでは、人が台に乗り、ゴールになる。
ボールが高々と舞う。
キーパーが届くはずもない。
さっきまで美しく舞っていたボールがゴールの真上に来た途端、急降下を始めた。
パシッ
ワァァァッ………
たった今、点が入った。
『10番、折戸 夏選手!素晴らしいボールコントロールであります!』
観客席の最前列で、目を輝かせながら観戦している少女がいた。
桜の花びらが優雅に舞い、優しい太陽の光がそんな桜を照らすような、美しい春の日。
一人の少女の物語が始まる。
どうも、千のきつねです!
またまた新連載を始めてしまいました…
「“セストボール”の楽しさを広めたい!」
この一心から、この小説を書き始めました!
しばしお付き合いを…




