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窓際に映る幼い記憶 通い道

 今日は、優ちゃんのお言葉に甘え泊まらせていただくことに、明日一緒に出社できるのは嬉しい

それにしても本当に部屋が綺麗というか可愛らしいというか、The女の子の部屋ってかんじ?

玄関入って廊下を歩き、目の前引き戸を開けるとリビングルームが広がり、テーブルなどの家具を暖色系にまとめ、暖かい雰囲気だ。

いやどうだろう、女の子の部屋ってピンクとかなのかな?私自身、女の子の友達で部屋に行ったことあるの優ちゃんくらいだし…

まぁ、誰が見てもきれいな部屋ではあるね

「寒いねぇ、暖房付けよっか。美桜は寒くない?」

私は、寒すぎて凍えて声も出ないくらいだ

「さささ寒すぎる…」

といっても、この部屋は15℃はある。昨日の気温から考えるとかなり寒いけどまだ15℃…

「わかった、つけるね」

こたつもやっとあったまってきて、だんだん眠くなってきた…

「美桜ちゃん眠くなっちゃった?」

優ちゃんが優しく私の頭をなでてくれる。

いつも優ちゃんの手は暖かくて、優しい。

「美桜ちゃんの髪さらさらだね、なんでこんなにきれいな髪の毛なの?うらやましいなぁ…」

あれ?本当に眠くなって…


「…ちゃん、美桜ちゃんおきてー」

はっ!私寝ちゃった?そんなに疲れてなかったのに…優ちゃんの手怖すぎる…

「はい、朝ごはんできたから、食べて」

何から何までもう、本当に申し訳ない…

なんだか暖かい手料理を朝から食べるのは久しぶりだな。体が温まる

「さて、朝の準備をさっさと済ませて待ち伏せしますか」

嫌だから言葉が悪い…

いつも通り、シャワーを浴び髪を乾かし適当にくしで溶かして適当に結ぶ。

「ねぇ、なんでそんな適当なのに綺麗な髪を維持できるのか全然わかんないんだけど」

それは私もわかんない…


「さてそろそろ行こうか、ちょっと早すぎる気もするけど」

なんか、優ちゃんと一緒に出掛けるの、懐かしく感じるなぁ小学生の時代に戻ったみたい。

「なんか、今から学校行くみたいな感覚になるね、懐かしいなぁ」

なんて、思い出話をしてると歳を立ったなぁなんて、感じてもう悲しくなってくるね

 それにしても、寒いなぁかなり厚着してきてるんだけど、全然歯が立たなかったねこれじゃ

っと、彼が出てきた、ナイスタイミングすぎるなんかやっぱり運命的なものを感じる。

「あっ、優ちゃん出てきたよ!行こう!」

私は、話しかけるつもりはなかった。けど優ちゃんはバリバリに話しかけに行った。

「おはようございます、先輩!、ごめんなさい、人違いでした…もしかして誠人先輩じゃないですか?」

おいおい、結構がっつりいったな…でも、確かに誠人先輩ではあるね。よかったやっぱり私の目には狂いはなかったね。

「こんにちは、お久しぶりです。私のこと覚えていますか?」

誠人先輩は、変わらない綺麗な笑みを浮かべて私の方を見る、ドキドキする瞬間。忘れていないでほしい、前にあってから十年近くあっていないけど…

「もちろん覚えてるよ、美桜ちゃんでしょ?多分僕があってきた中で一番印象に強いかもしれないな、そっちは優ちゃんだよね、今でも仲良くしてるんだ、なんだかうれしいなぁ」

それよりも、私は初恋の先輩がこんなに近所に住んでたことに驚きだよ…

「そういえば、誠人先輩ってどこに就職なされたんですか?」

そうそれ、私も気になってたやつ!

「僕は、自分でベンチャー企業を立ち上げたんだ、キーボードに関する、企業なんだよ」

へーすごい!自分で起業しちゃんなんて…

「すごいですね、私たちは同じ企業で、製薬会社なんです」

私は、小さな時から製薬に興味を持っており。とうとう製薬会社に就職することができた。

あまり大きな企業ではないけど、けっこうホワイトだし給料もいいし不満はない

「ここらへんの製薬会社っていうと…林間製薬かな?大きな工場だよね」

「そうなんですよ、誠人先輩の会社はどっちの方なんですか?」

私たちは、運よくこの製薬会社に二人で一緒に入社することができた。会社自体はかなり山の奥の方にあり、会社に行くまでが大変ではある。

「林間製薬だと山の方だよね、僕の会社は、その山のふもとなんだ。山の上まで登るの大変だよね」

「そうなんですよ、大変で大変で…あの…ふもとまでは一緒に行きませんか?」

はぁ、緊張したぁ…いつの間にか優ちゃんいなくなってるし…気遣いなんだろうけど

「もちろんいいよ、いやぁ昔からお薬作って世界を救うって言ってたもんね、それをかなえちゃうなんてすごいなぁ、昔からまじめだったし、頭も僕よりも何倍も良かったからね」

そんなに褒められると、さすがに顔に出ちゃいますよ…

「私なんてそんな…誠人先輩だってすごいじゃないですか自分で起業しちゃうなんて!」

誠人先輩、頭の後ろをかいてる。これは恥ずかしいときにする癖なんだよね…えっ私がきもい?そんなことないよ、好きな人なんだから見ちゃうじゃん!

「そういえば、先輩って堅苦しいから、やめてよねもう先輩じゃないんだからいまは対等な友達だろ?好きに呼んでくれてかまわないよ」

えっ?えっ!いいんですか!

「じゃ、じゃぁ誠人君?」

やばい!はじめっから君付けはミスったかもしれない…さんとかにすればよかったぁ!この呼び方って最初に決めたらそっから変えるの大変だなんだよぉ…まずいどうしよ

「うん、それでいいよ美桜ちゃん」

はぁっ!ぐはっ!ひさびさの誠人君からの、ちゃんよび!優ちゃんからは得られないエネルギー!

なんか限界化してるな…きもっ

「あっ、あの誠人君久しぶりに会ったし連絡先交換てもらってもいいですか?すみません図々しいですよね」

今日やばい、距離の近づけ方忘れちゃったのかな?バカバカ!

「ううん、大丈夫だよ連絡先交換しようか、一緒にご飯とか食べたいしね」

えっ…それってデートですか?きゃー!これ以上は、キモくなるので今日はここまで

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