『スペースコブラ(1982)』なにこのSFアニメ 初期設定すごくね?
40年以上前のアニメ。
どういうわけかYouTubeのオススメに出てきた。
名前だけは微かに聞いたことがあるような、ないような。
TMSアニメ公式チャンネルとあるので違法アップロードではないらしく、画質も良い。
ながら再生で聞き流していたら、その先進的な設定にビックリ。
うだつの上がらないサラリーマンが、少ないボーナスにガッカリしていると、家庭用アンドロイドから、お値段お手ごろな「トリップムービー」でも見てきたらどうだと勧められる主人公。
トリップムービーは「客が希望する様々な設定の夢」の視聴を提供するという新サービス。VRヘッドセットではないが、カプセルに入って寝ながら見るスタイル。そこで主人公が見たものとは?
トリップムービーを見たことにより、封印されていた記憶が呼び戻される主人公。そこから始まる冒険活劇、のようだが見れるのは1-3話までである(筆者はまだ1話しか見ていない)。
にしても、40年以上も前にこんな設定のアニメが地上波でやっていたというのは驚くほかない。2足歩行のロボットが戦っていただけで大喜びしていたような時代だったのじゃないのかい?
音楽もオシャレ風だし、今焼き直してもいけそうな気がするけど、それはAIが勝手に今風に変換してくれる時代まで待ってもいいのかもしれない(人間がやるよりも変な味付けにはならないだろう)。
SFには夢がある。
というか、SFで描かれたような夢を研究者たちが追いかけ、技術にしていくのかもしれない。「想像しうることは、すべて実現可能である」こんなセリフを言ったのは誰だったか。
温故知新というか、過去の作品でも、現代の我々の大半よりも先を見据えているようなものは、それこそ数多く存在するのだろう。にしてもこのアニメ、はたして当時、大衆ウケしたのだろうか? しかもジャンプ連載の漫画が原作なのか、これ。この作品の影響を受けたようなフォロワー作品って少年誌で読んだおぼえがないんだけど、当時の反応はどうだったのだろうか(アニメ化するくらいだからやはり人気はあったのか)。
原作者調べたら、おもろいサングラスのおっちゃんが出てきた。
マトリクスすら見ていない人間なので、SFは何を見てもビックリするのかもしれない。筆者は。