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21話


早起きして、サンドイッチとサラダを作り、籠に入れる。それと昨日作っておいたクッキーも一緒に持っていく。結局パンケーキは後日になりました…


よし!後は着替えるだけ…



えっ?!ふと外に目を向けると、もう王家の馬車が門の前にいることに気付いた…


嘘でしょ!!約束の時間まであと1時間もあるのに…


マリアに頼んで慌てて準備してもらった…


ふぅ~ 後はシルフに頼んでクラウス様に準備が出来たことを伝えてもらう…



「フィー会いたかった… 待ちきれなくて早く来てしまったよ… フィーに会えなかった1ヶ月… とても長く感じた… そして…すまなかった… まさか女性に肌着を贈ることが間違ったことだったとは… 本当にすまない… だかしかし決していやらしい気持ちで贈った訳ではない…とはいいきれないが似合うと思って選んだ!!そこに嘘はない」


言いきれないんかい!?


つい心の中で突っ込んでしまった… まあ、悪気が無いことは分かった…



「少し驚きましたが、クラウス様に悪気が無いことは分かりました… 恥ずかしくて…身に付けることは出来ませんが大切に保管させていただきますね」


「そうか…」


おいっ!その残念そうな顔はなんだ…




馬車に乗り、湖に向かう…


向かい合って乗る…と思いきや隣に座るクラウス様…


近い…距離が近い… 間隔を空けようとスッとお尻を横にずらす、がなぜだかクラウス様もずらしてくる…


ついには逃げ場がなくなった…


何がしたいんだか…


まさか、馬車がガタッと揺れるとき危ない!?とか言って抱きついてくるお決まりのパターンをしようとしてる訳じゃないよね?まさか… 一国の王太子様がそんなことしないよね…



ガタッガタッ


「あぶなぁー」ヒョイっと避けて向かいの席に移動…


「くなかったね…」


やりやがった… この人ホントにやりやがった!!


重い沈黙が流れる…




ああ、早く着いて欲しい…


チラッとクラウス様に視線を送ると何か考え事をしているみたい…


また変な事を考えているのでは…


そうでないことを願うしかなかった…



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