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13話



「もしかして 私が贈ったもの…その…気に入らなかったか?」


えっ!またその話… なんなの… もしかして答えない限りずっと聞いてくるつもりじゃ… 母達がいるところで聞かれるより ましか… よし!


「いえっ… 恥ずかしくて…」


「そ…そうか!私はてっきり気に入らなかったのだと… そうか!実は女性に贈り物をするのは初めてで… 何を贈れば喜んでくれるのかとても悩んだ… それで仲のいい騎士達に聞いてみた。そしたら女性は肌着を贈られると喜ぶと聞いて 流石に上はよく分からなかったから下にした訳だ… そうか~喜んでくれたか!」


おいっ!誰が喜んだって?どうしてそうなった…


「では!もしかして今日履いて…」


「ません!!」


「そ… そうか…フィーに良く似合うと思ったんだが…」


重たい沈黙が流れる…


ちょっと化粧室にでも行くって言ってここを離れたい… と思っていたら… んっ??私達の周りを光る虫が飛び回ってる事に気付いた!?


「何この虫?」


「虫?」


どうやらクラウス様には見えていないようだ…


「僕の事見えるの?君の魔力って甘~い いい匂いがする~ 名前は?」


んっ?どこからか声が聞こえる…


「フローラ」


答えちゃったけど大丈夫かな?


クラウス様 目を見開いてこっち見てる!!


変な子だと思ったかな…


「フローラかぁ~ ねぇフローラ 僕に名前を付けてくれない?僕 風の精霊なんだぁ~」


えっ!?風の精霊??精霊って本当にいたんだ…


名前かぁ~ それじゃあ


「シルフなんてどう?」


「シルフ… いいねぇ~ 僕気に入った!!契約成立」


契約成立?? 急に光る虫の光が増す…


眩しい… 次の瞬間 私の膝の上に子犬に似た動物がいた!! えっ!かわいい~ 可愛すぎる!! 私がなでなでもふもふしていると…


「どこから出てきた!!」


クラウス様にも見えたようでびっくりしてる…


ですよね~ なので先程の出来事を説明する


「なるほど、精霊魔法が…」


クラウス様は何やら考え事を始めた…


あっ!そっか精霊魔法かぁ~ ということは私は精霊魔法師ということ? まさかこれがチート能力というやつでは!!やったぁ~


「シルフ!!宜しくね。」


すると シルフが顔をペロッと舐める…


「フローラって甘いね。」


ペロペロ舐め出す…


「フフッ やだぁ くすぐったい」


シルフとじゃれあっていると…


ペロッ えっ!!何か違うものが私の頬を舐めた!!まさか と思い、隣を見る…


満面の笑みでこちらを見ている…


嘘でしょ!!この人今、私の頬を舐めた!?


「なっ…なっ…」


片手で頬を抑え、叫びそうな気持ちを抑え、抑えに抑えた私を誉めて欲しい…


すると今度はシルフが私の膝からサッと降りて スカートの中に入り 足を舐め出す…


「フローラはどこもかしこも甘いねっ」


こらっーシルフ!?どこに入ってるんじゃァー!?私 大パニック!? ペロペロッ


「んっ… やっ…」


自分でも信じられないほどの艶かしい声が出てしまった!!


すると、急にクラウス様が立ち上がり


「なんと羨ま… いや…今 助ける!!」


スカートの中に顔を突っ込んだ!?


ちょっとなんて事してるだぁ~!!スカートを押さえ必死に抵抗…


「2人ともいい加減にしてください!!」


2人は渋々出てきた… シルフは「えへっ」と可愛く舌を出す… クラウス様はぶつぶつ何か言っているが知らない!!


「フィー この後 父上の所へ行く」


クラウス様は申し訳なさそうに話しかけてくるが私は無視をした…



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