好みの小説が勝手に集まる 完全自動スコッパー
なろう系をあらかた読みつくした私は、違う系統のものも読みたいと、検索を駆使したりする方法、いわゆるスコップに手を染めた。スコップにはそれなりに時間も手間もかかる。だがあることをして以降、全く手間がかからず、好みの小説が勝手に集まるようになった。その秘密は・・・・
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その秘密は、長編形式の作品を投稿することだった!!!
あるとき、自分の小説の目次下部の「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」に出てくる小説が、物凄く偏ってることに気づいた。お前は俺か? 一瞬自分のブクマかと思った。しかし未見のものもある。
自分の作品に自分でブクマすることは出来ないから、「この小説をブックマークしている人」に自分は含まれないはずだ。だから自分のブクマの影響はないはずだ。でもそっくりだ。
人が読む本の傾向は、人の趣味嗜好が出る。なろうではブクマに趣味嗜好が出る。
人か書く小説にも、もちろん人の趣味嗜好が出る。
私が書いた作品にブクマつけるような趣味嗜好の人、が読んでブクマした他の作品が、私の趣味嗜好に似ているのは、冷静に考えてみれば当たり前のことだ。
だがそこに気づきがあった。
- 「なろう系小説はこれだから嫌いだ! とお嘆きのあなたに。総合ランキング以外の作品の探し方、お伝えします。」 (自作品)
”「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」を下まで見る
作品の目次(PCだと最新話にも)の下には、「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」というリストがあります。
なろう系小説をブックマークするのは、もちろん、なろう系小説を読む読者です。そのため、なろう系小説では、このリストは当然、なろう系小説で埋まっています。非なろう系小説も、なろう系小説を嫌わない、乱読傾向の人のブックマークの混入で、上位はなろう系で埋まってたりします。が、下まで見ると「非なろう系小説の読者」の傾向が出てきて、「非なろう系小説」を見つけることができます。
時々、なろう系小説が全く入っていないリストが出ることがあります。これは、なろう系小説に興味がない読者だけが注目している作品群ということですから、そういう人にとっては金鉱脈です。”
この「金鉱脈」が、探すまでもなく、自分の手元にある。しかも、自分の趣味嗜好にどんぴしゃりだ。
長編形式の作品書くのが手間だって? まあそうかも。
私の場合、長編「形式」であって、何万字もある一般的意味の「長編」ではない。1万字ちょいの短編を投稿した後、改稿が面倒とか、どっかのエッセイで「スマホだと1万字超えはキツイ」と怒られた気がして、改稿がてら、たまたま長編「形式」にしただけだった。
でも既に書いてる人は、自作品の「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」を見れば、気づきが得られるんじゃなかろうか。
残念ながら、短編や、誰もブクマしていない作品だとこの効果はない。多数の人がブクマしている人気作品は、多数の人の趣味嗜好の平均値になってしまうだろう。底辺作家ならではの楽しみといえよう。
ブックマーク登録:6件
50ptに満たない私の作品をブックマークしてくれた6名の方が、あちこちでスコップしてブクマした作品が、自動的に私の作品の目次の下に集まってくる。
6名の方、私の作品にブックマークしてくれてありがとう。それ以上に、私に代わって、私好みの作品をスコップしてくれてありがとう。