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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第一章:ダンジョン
3/43

スキル

 気が付くと俺は地面に寝そべっていた、転生は成功したのだろうか?

 そう思い左手を動かそうとしたが動かないどころか左手の感覚そのものが無いことに気が付いた。

 更に視界に違和感を感じ今度は右手を動かそうとする、右手は問題なく動いたが明らかに男の手ではなかった、が俺はそれを後回しにして左側まで手を持っていく。

 すると悪い予感は当たり鼻から左側は見えなかった、恐る恐る手をそのまま左目に持っていくが左目に触ることは出来ず変わりにぽっかりと目のあるであろう場所に穴が空いていた。

 しかし痛みはなかったので平静を保てている。


「こういうときは、あれだな、神様ー」


 声が完全に少女のものだったので大体察したつもりだった。


『いやぁ、ごめん、何かさ、魂を移すときにちょっと他の死体が通路に飛んできてね……ちょっと、いや大分面倒な事になったっぽい』

「なんということだ」


 神様と会話しながら体を弄くっていると左手が殆ど骨しか残ってない事に気が付いた、あまりにグロテスクだったのでそのまま気を失いそうになったが何とか堪える。


『残念だけどその体に定着しちゃってるからもう変えれそうにないね、残念だけどその体で生きてもらうしかないよ、さあ何か欲しい能力はあるかい?三つまでなら入れられるよ』

「耐性はどんなのがありますか?」

『力の大半を男の死体に注いじゃってるからねぇ、一属性が限界かな、闇とか炎とか、後精神』

「精神ってなんですか?」

『簡単に言えば魅了とか、後行動制限系もこれが少し入ってるね、つまりは脳に作用する様なやつ』


 行動制限って麻痺とかは別としてスローとか魔法封じとかなのかな、そう考え次の能力を聞いていく。

 

「分かりました、じゃあ痛みを軽くする奴とかあります?後意識を失いづらくなるやつとか」

『それは痛みが無くなるやつが元からついてるよ意識のやつは精神強化だね、出血とか気絶とか、後酔いにも強くなるよ』

「なら最後に再生系のやつを」

『はいよ、君の体は随分と頑丈みたいだからね九割方無くなっても一時間あれば治るよ、左手は骨までど左目は無理だけどね』

「それ以上無理なのか?」

『なんかねぇ聖炎?誰かがぶっかけたみたいでね、あ、聖炎っていうのは魂分離剤なんだけど、これがかかったらその部分が分離しちゃうんだよ、つまり動かせなくなるってことなんだけどね、今はかろうじて繋がってる状態』


 右手で左手をがちゃがちゃと触って動かせないか試しながら訪ねる。


「何とかならない?」

『こっちからは無理だねぇ、でも人間は聖炎使ってるみたいだし事故で腕が動かなくなったら困るし動かす方法はあるんじゃないかな』

「分かった、能力は精神耐性と精神強化、再生で」

『んじゃそれで固定するよ、他にもいろいろ有るけどぱっぱと決めちゃうね』

主人公は黒髪碧眼低身長の美少女(部位損傷)になった。

スキルの種類は

メインスキル(今回の3つ等の生まれつき)

メモリースキル(後々自分で訓練して覚える)

レジェンドスキル(神が後から生やしてくる)

の三種(予定)

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