新しい戦闘スタイル
ゲイルが新しい戦闘スタイルを確立したとのこと。
主体はゲイルキック。廻し蹴りの連続技だ。
2本のショートソードを装備する双剣使いでありつつ、蹴りが主体。
正直わけがわからないが…。
ゲイルの迷いが消えたのは良かった。
一時はミラに寄生しているかもとか、変に悩んでたからな。
第三階層の人型モンスター攻略で新生ゲイルを見せつけると張り切っていた。
・・・
新生ゲイルは、縦横無尽、八面六臂という感じで超イケてる。
索敵は従来どおり。
ゲイルはファーストターンキルを究極の理想としているとのことで、
隠蔽スキル全開でモンスターの眼前まで接近する。
例えば人型モンスター2匹が相手ならば、
初手で1匹目の顎の先端を狙って蹴る。
蹴りの回転を活かしてもう1匹の顎の先端も蹴り砕く。
ここで相手のターン。
2匹とも首の骨が折れていればファーストターンキル成功。
生き残る場合もある。
まあ大抵の場合、人型モンスターは昏倒しているので、相手のターン終了。
ゲイルのセカンドターンは双剣で、どこかの部位の動脈を切る。
たとえ手首でも動脈を切れば、ほぼ無力化できるとのこと。
初手から動脈を切ればいいだろうというのは素人の浅はかさらしい。
動脈を無防備に晒している馬鹿は少ないとのこと。
だからゲイルは無防備な顎を狙うのだという。
最初は拳を使うこともあったのだが、
ナックルパートを痛めやすいと気づいて蹴りに落ち着いたらしい。
蹴りならつま先でもかかとでも鉄板を仕込めるしな。
そんな感じで、人型モンスターが1~2匹なら、ゲイル1人で完封。
3匹以上でもゲイルは混戦が大得意なのでほとんど任せて大丈夫。
ゲイルは戦士で戦力把握スキルがあるから、絶対に無理はしない。
オレも最初のうちは心配したんだよ。
ただ、混戦の中、剣を振り下ろしてきた人型モンスターの指を狙って、
指を4本斬り飛ばすのを見てから、
オレはゲイルのことを心配するのは馬鹿らしいと思った。
・・・
ゲイルはガーゴイルとかの
空飛ぶ無生物系の硬いモンスターは苦手としている。
第三階層の半分はアンデッド地帯でオレの出番。
残りは人型モンスターが多めでゲイルの出番。
飛行系と無生物系の硬いやつはステラとガンテツのコンビの餌食だった。
ステラが風魔法か弓で墜落させてガンテツのハンマーが粉砕する。
つーか空飛ぶモンスターは可哀想。
ステラは1本の矢で2匹貫通とかするんだぞ?
しかも鼻歌まじりなんだぞ?
エルフってのは人外だな。
ミラも完全に人外になってる。
人型モンスターが少し多めの場合、
ゲイルが休憩してミラに魔法を使ってもらう時がある。
それでな。
最近は火球杖と稲妻杖の出番が無い。
オレとしては今でも強力な武器だと思うんだが、
超高速詠唱スキルと詠唱短縮スキルを取ったミラは
ファイアストームを連発する方が楽だと言う。
ファイアストーム10連発してみたいとか。
正気の沙汰じゃないぞ。
パワーインフレしすぎだろう。
武器屋にワンドオブファイアストームの特価品(というか廃棄品)が
山積みされないかぎり、かつて光り輝いたオレたちの戦術、
ワンド無双が輝くことは無いのだろうか。
なんだか悲しい。
話がゲイル以外にも逸れたが、
第三階層の人型モンスター攻略で新生ゲイルは輝いていたよ。
オレもアンデッド攻略で輝こう。




