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リアル・ラグナロク  作者: 淡嶋 凛那
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鬼語り

記念すべき第一話。

拙い文章ではありますが、どうぞ読んで下さい!


 僕は……神代七美(かみしろななみ)は少し変わった中学三年生の男子だ。

 故郷は北海道だが、家庭の事情で一人この人工島“常世島(とこよとう)”にて暮らしている。



 “常世島(とこよとう)”───日本から遠く離れた赤道付近に造られた、複数のメガフロートと上空に浮遊する三つのメガフロートから成り立つ巨大な人工島群だ。

 そしてこの島は、日本と異世界───“アナザー”との中立地帯でもある。

 そんな常世島には、獣の姿などの人為らざる者である“魔族”が、ごく普通に生活をしている。

 ちなみにこの島の文化はほとんど日本と変わらない。

 通貨も日本円を扱う。

 ただ、常世島本土だけの話だ。

 上空の三つの浮遊島は異なる。

 だが、それはまた今度話すことにしよう。



 そして僕は、普段は中学に通いながら、バイト三昧で、六畳一間のAlice(アリス)というアパートで一人で暮らしている。

 

 いや、暮らしていた(・・)……




 ××××××××××




 「ん……」


 朝に弱い僕は、うまく開かない目を擦りながら目を覚ます。

 今は冬だが、赤道付近に造られた常世島は一年を通して温暖な気候のため、朝から気温は高い。

 タオル一枚の布団から上体を起こした僕は、普通とは違った光景にちょっとしたむずがゆさを感じる……


 「お目覚めですか?お兄様」


 腰下まで伸びる真っ白な髪に、白い宝石のような瞳。

 座り込んでいてもわかるぐらいの長身……実際に180㎝はある。

 絹のようにきめ細やかな白い肌と、豊満な肢体……それを包み込む白を基調としたジャージを着る女性は、僕を微笑みながら『お兄様』と呼ぶ。


 「うん、おはよう白」


 平凡とはなんだろう?

 

 これは、数多の神秘が存在する世界で黒い瞳の少年が白い瞳の女神と出会い、成長する物語である。

 そして、この少年は、これから始まる物語の登場人物の一人に過ぎない……

最後まで読んでくれた方々、ありがとうございます!

次回も読んでくれると嬉しいです!

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