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宿場街B-5と6番目のきょうだい 2

 ホテル・サザンクロスは落ち着いたたたずまいの宿だった。ロビーの足元はつやつやのフローリングで清掃が行き届いている。壁は卵色で視覚センサーを痛めない心遣いがなされている。

 フロントには、きっちりとした身なりの機械種が立っていて、その前でヒューバートが受付をしている。俺たちはその後ろで、彼を止めることもできずに佇んでいる。


「ね、ねえ、ここって相当いいとこなんじゃ……」


 クローディアが若干身を小さくして、きょろきょろ周囲を見回している。


「ヒューバートの主は、基本的に高級志向ですからね」

「なあ、ミッド。そのヒューバートの主って……」


 俺が通信でミッドに訊ねようとした時、ヒューバートが振り返って、手招きをした。


「お部屋取れました。皆さん、サインをお願いします。代金はお気になさらず」

「え、本当に大丈夫なの?」


 銃を抱きしめるようにしながら、クローディアがヒューバートに訊くと、彼は何でもないといった様子で頷いた。


「大丈夫です。サリタ様は、私が資金を使うことに関して全面的に許可してくださっていますので」

「……とりあえず、今は彼の言葉に甘えましょう」


 俺たちは顔を見合わせて、首をひねる。そのうちミッドが決断し、先に歩き出す。俺たちはその後ろをついていく。

 ミッドが慣れた調子でサインをする。続いて、クローディア、次に背伸びをしながらアマナがサインをする。


「……」


 俺もペンを持ってみたが、かつて言われたように俺は筆記能力に問題があるらしい。書こうにもノイズが邪魔をして、うまく文字を綴ることができない。


「代筆しましょうか」

「悪い、頼む」


 ミッドの提案で、俺は名前を書いてもらう。そして、問題はロステルだったが、ミッドは何食わぬ顔で「失われた物語ロスト・テール」と偽名を書いた。


(狙われてるもんな……)


 岸壁の港町近辺での出来事を忘れるわけがない。俺はそれでいいと、頷いて紙を前に差し出した。


「では、こちらへどうぞ」


 ホテルマンと一緒に、ヒューバートは軽やかな足取りで案内を始める。後ろを見ると、アマナがロステルの手に蔦を絡めて、引いてくれている。


「こっちこっち」


 ロステルは特に何も言わない。フードの内側にある彼の桃色の髪。確かにそれは目立つものだったが、特に誰かがこちらを見て何か言うこともない。彼にとって、多少安心できる区画かもしれないと、俺はほっとする。

 滑車仕掛けの箱に乗って、俺たちは二階へと移動する。


「これ知ってる。エレベーターだ」

「ええ。工業都市の方ではかなり使われていますね」


 残存するデータの中からこの装置の名前を引っ張って俺が伝えると、ミッドが頷く。ホテルマンがボタンを押し、扉が閉じる。上昇の際に、ほんの少し、センサーが違和感を覚える。


「岸壁の港町でも、機械の街でも見かけなかったけど……」

「ヴァン氏も機械の街も、工業都市のものはあまり使わないんですよ」


 大きな音を立ててエレベーターが止まり、俺たちは開いた扉から二階へ足を踏み入れる。赤い絨毯の踏み心地が良いが、赤いカーペット亭の出来事を少し思い返して、俺は一歩目だけ躊躇ってしまった。


「えれべーたーと階層の隙間がおきらい?」


 アマナが俺を覗き込んで、いつもの甘ったるい声で呼びかける。


「い、いや、そんなことはないよ」

「ぼくはおきらい。すきまに吸い込まれちゃいそうだもの」


 エレベーターと階層の隙間を見ないようにしながら、アマナは大股でエレベーターから降りた。落ち着かないらしく、蔦がそわそわ動いている。


「地に足付いてないのはよろしくない」


 そして彼女はロステルの手を蔦で軽く引っ張って、誘導する。ロステルは別の意味で地に足が付いていない。心、ここにあらずといった様子だ。

 アマナの言葉に俺は頷いて、ドアの前まで案内を受ける。


「では、私は一旦これで失礼します」


 お辞儀をして、ヒューバートが自室へ向かっていく。離れたところのドアを開けて、彼は中へと入って行った。


「あたしたちも休もう。もうくたくたぁ」


 クローディアが我先にとドアをくぐり、電気をつける。


「おっほー! すっごーい!」


 室内を見回すなり、彼女は歓喜の声を上げた。片隅に荷物を置いて、ベッドに飛び込んでいる。

 俺も遅れて部屋の中へと入り、ベッドの数などを確認する。


(うわ……これ本当に大丈夫なのか?)


 アンドロイド用のカプセルが二つ、ベッドが二つ。ベッドはどちらも二人余裕で転がれる大きさだ。内装も小奇麗で、木目の床と卵色の壁がロビーとお揃いだ。


「あーっ、シャワーもある! あたし一番!」

「おやつ!」


 ブーツを脱いでベッドで転がるクローディアに、机の上のおやつを手に取るアマナ。二人の様子を見ていると緊張の糸が切れて、俺も息をつく仕草をする。

 肩掛け鞄を置いて、俺もベッドの一つに腰かける。


「アンドロイドは三人、誰がカプセルに入る?」


 俺が訊ねると、着々とシャワーの準備をしているクローディアがミッドを指差す。


「みーくんは拒否権なしだよ。すぐ疲れちゃうんだから」

「では、お言葉に甘えて」


 ミッドはカプセルの側にトランクを置いて荷物を広げる。


「じゃあ、残りは俺か」

「ドウツキちゃんもシャワー浴びてカプセルの中でゆっくりすればいいよ」

「防水コーティングされたしいけるかな?」

「水で躯体拭くだけでもかなり違うよ」


 防水加工もされたし、それも悪くないなとは思う。俺たちに代謝はないが、跳ねる泥や風に混じった砂は避けようがない。安全に洗えて清潔に過ごせるなら、それに越したことはない。


「ぼくがろすてるを見守りつつ、くろーでぃあのベッドで寝ます」


 二つのベッドを行き来する気でいるらしく、アマナはすでに蔦でテリトリーを確保しつつある。本人の両手はといえば、岸壁の港町で買ったぬいぐるみキットを縫っている。


「ロステルは自力でシャワー浴びられる?」


 ベッドに座ってうとうとしているロステルに通信を送ってみると、彼は微睡むのを止めて、ゆるい動作で頷く。一抹の不安はあるが、大丈夫ということなのだろうと判断する。

 クローディアが風呂場のドアを開いて中に入り、ロックを掛ける音がする。やがて、勢いのついた水の音と鼻歌が聞こえ始める。


「あ、そうだ。ミッド、名簿を見せてくれないか?」

「構いませんよ。どうぞ」


 俺はカプセルのへりに座って、ミッドからMid_Bird型の名簿を見る。「異常なし」とクローディアの近況が書き足されている。が、俺が興味を持っているのはそこではない。もっと下、六番目だ。


(ヒューバート……見習いマジシャン。主はマダム・サリタ、各地でマジックショーを開催……)


 そこに綴られている情報に、俺は目を向ける。ミッドが前回、彼に会ったのはそう昔ではないようだった。


「ヒューバートのことが気になりますか?」

「うん……」


 ミッドの問いかけに、俺は頷く。


「彼の主のことも気になったし」

「マダム・サリタは凄腕の手品師であると同時に、流浪の技師です」


 俺は添付された写真を見る。ふくよかな体形の赤毛の女性と一緒に、ヒューバートが映っている。女性は人好きのする顔をしていて、魔女のようなつばの広い三角帽を被っている。吊り目がちなアクアマリンの瞳がこちらを見て笑っている。


「ヒューバートの腕を直したのも彼女です」

「腕……確かに、違ったな」


 体格と比較して、少しいかつい金古美の腕を思い出す。トールの知識にはない、スチームパンクな腕だ。

 もう一度、俺は資料に視線を落とす。主の項目のところには、黒塗りされた名前があり、その下にマダム・サリタの名がある。

 それの意味するところは何だと考える。


(主が代わってるのか?)


 指で黒塗りされた部分をなぞる。マダム・サリタの名よりさらに下を見ると、「契約解除」の文字があり、「虐待疑惑」「両腕の喪失、廃棄か?」と赤文字で記されている。

 恐ろしい文字だった。俺は何も言い出せなくなって、その文字列をずっと見つめていた。


「だからこそ、ヒューバートが一人でパフォーマンスをしていたのはおかしいのです」


 俺が読んだことを察して、ミッドはそう告げ、俺の向かい側に座った。彼のあまり変化しない表情をよく見れば、眉が寄っている。


「少なくとも私が目視していた限り、彼はサリタ技師の側を離れようとはしませんでした」

「……部屋にいる、とか?」

「そうだといいのですが……」


 ミッドが口元に指をあてて思案し始めたあたりで、風呂場の扉が開いた。そちらを見ると、バスローブに身を包み、髪の毛をタオルで包んだクローディアが出てくるところだった。


「お待たせ! 次の人どうぞー」

「俺、入ろうかな。資料ありがとう」


 俺の通信は、クローディアがドライヤーで髪を乾かす音にかき消される。渡した資料を受け取って、ミッドはトランクに入れる。


「ぶわー」

「ぶろわー」


 アマナがドライヤーの熱風にじゃれついているのを横目に見ながら、俺はタオルを持って、風呂場へと入った。

 順繰りにシャワーを浴びたり、湯や水で身体を拭いたりすれば、時間はすぐに過ぎた。ロステルとアマナが夕食を食べ終えたあたりで、ホテルは消灯の時間になった。部屋の中の灯りは変わりないのに、廊下から静けさが滑り込んできて、不思議と通信のトーンを落としたくなってくる。


「明日はまた乗合馬車に乗るのか?」

「ええ、もうしばらくの辛抱です」


 カプセルの中から俺が聞くと、もう一つのカプセルの方からミッドが答える。


「一日ぐらい観光してもいいんじゃない?」


 横に転がるアマナを片手で構いながら、クローディアが口を開く。


「ロステル氏の正気を取り戻すことを主軸とするなら、確かに急ぐ旅ではありませんが」

「トレジャーハンター用の道具とか売ってるから、それ見たいんだよね」


「確かに、B-5はそうした道具類が豊富だと思います。工業都市に入った時、準備ができるか分かりませんし、明日は時間を取りましょうか」

「やった!」


 ぐっとクローディアがアマナを構っていない方の拳を握る。


「俺が扱えるものがあるなら、見てみたいな」

「こういう最前線の場所は発掘品のマーケットとかもあって面白いんだよ」

「あなたの本当の狙いはフリーマーケットのアクセサリーですね……?」

「うっ」


 ミッドの指摘に、クローディアが言葉を詰まらせる。代わりに口を開いたのはアマナだ。


「おかねのよゆーがあるなら持っておくのお得」


 俺もそうした魔法の道具には興味があったし、アマナの言葉に密かに心を躍らせる。

 しかし、今日はもう就寝の時間だ。俺はケーブルを引っ張って、カプセルに接続する。エネルギーがゆったりと満たされるのを感じ、自然とリラックスして息を吐く。


「……ん? ロステル、どうした?」


 そうして休止状態にしようとした時、かすかにロステルの寝ているベッドの方から物音がした。俺はゆっくり身を起こす。ロステルは、じっと入り口の扉の方を見ている。

 俺も聴覚センサーを研ぎ澄ませてみる。すると、とても小さなノックの音が響いていることに気が付いた。


(誰だ?)


 ケーブルを外し、俺はそっと入り口の扉に近づいていく。ミッドも俺の動作に気付いて身体を起こし、クローディアも枕元の銃に手をかけている。


「夜分遅くにすみません。ヒューバートです」


 ノックの主はヒューバートのようだった。俺は慎重に近づいて、全員に目配せをする。

 一応、何があってもいいようにと身構えたが、扉を開くと、そこにいるのは本当にヒューバート一人だけだった。お辞儀をして、俺たちを見回している。


「……どうぞ」


 ミッドが呼びかけると、ヒューバートは部屋の中に入り、扉を閉じる。オートロックの音が鳴る。おずおずと近寄る彼を、ミッドは目を逸らすことなく見ている。


「ヒューバートちゃん、どうしたの?」


 一番最初に切り出したのはクローディアだった。銃を枕元に置いて、アマナと並んでベッドの上で座っている。


「あ、あの! ごめんなさい!」


 ヒューバートはちょっとの間を置いて、突然頭を下げた。


「待ってくれ。一体どういうことなんだ?」


 俺が通信を送ると、彼は頭を上げる。ひどく、思い詰めた表情をしていた。


「ごめんなさい、お願いです……我が主、サリタ様を、マダム・サリタを助けてください……」

「とにかく、掛けてください。事情を聞かせてくれますね?」


 ミッドの言葉に何度も頷いて、ヒューバートは部屋の片隅にある椅子に縮こまって座った。

 俺もミッドもカプセルの縁に座る。アマナがロステルを引っ張ると、彼は大人しくクローディアと同じベッドに着席する。

 皆の視線を一手に浴びて、ヒューバートはゆっくりと口を開く。


「皆さんは、現在発掘中の遺跡については、ご存知ですか?」

「うん。このあたりは遺跡群があって、みんなお宝や資料目当てに毎日潜ってるみたいだよね」


 クローディアの言葉にヒューバートは首を縦に振る。


「私とサリタ様も、遺跡の一つに入ったんです。遺跡に潜ることには慣れていましたし、資金の足しにしようって」


 そこで彼は突如、両手で顔を覆ってしまった。


「でも何かあったんです。覚えてないんです……私は気が付いたら出口にいて、学者さんたちに囲まれていて、サリタ様がいなくて、遺跡の中に置いてきてしまったとしたら、私は、私は」

「落ち着いてください、ヒューバート」

「す、すみません……」


 淡々としたミッドの言葉に、彼は両手を降ろし、深呼吸の仕草をする。それでも、彼の大柄な腕は震えている。


「依頼を貼ったんですけど、誰も声を掛けてくれなくて。人に声を直にかけるのは、恐ろしくて恐ろしくて……」


 俺は頷いて、ヒューバートの言葉を待つ。彼は俯いたまま、焦りを隠せない様子で言葉を繋げる。


「サリタ様との約束だったんです。決まった時間にパフォーマンスの練習をすること。おろおろしているうちに約束の時間が来ちゃって……そうしたら、兄様たちが、偶然」

「そんなことがあって、あんな上手な演技を?」

「どんなことがあっても、演技に出してはいけないとは、サリタ様から頂いた大事な言葉なんです」


 私情を表に一切出さず演技をしていたことに、俺は驚いた。彼は顔を上げ、寂しそうに笑って、再び顔を伏せた。

 次に口を開いたのは、アマナだった。


「その、まだむさりたさんは、いなくなってどれぐらいたつの?」

「丁度、一日です」

「ごはんあるの? おけがは?」

「それほど深く潜る予定はなかったのですが、保存食は持っていました。怪我は、離れ離れになる直前までありませんでした。今は分かりません……」


 アマナの質問に、ヒューバートは両手の指を落ち着きなく動かしながら答えていく。


「んー、と。はい!」

「何でしょう、アマナちゃん」


 クローディアの相槌に、アマナは俺たちをぐるりと見回す。

「この中で遺跡調査(ダンジョンアタック)したことある人はどれだけいらっしゃるか聞きたい。ぼくという個体自体は、はじめて」


 ややあって、ヒューバートが遠慮がちに手を挙げる。


「うーん、あたしも一回やったことあるんだけど、トーチを小刻みに置きすぎてすぐ撤退しちゃったんだよね……」


 続いて、クローディアがおずおずと手を挙げる。


「探索は初です。踏破済みのところを確認したことはありますが……」

「弟の生存確認?」

「ええ、003(ランドル)が潜ったことがありまして、008(ヴォルカース)と血相を変えて探しに行ったことがあります。元気でしたよ」

「あー……」


 ミッドの思い出話に、クローディアが納得といった声を出す。

 俺に皆の視線が向くが、当然、俺は初めてだ。トールやニューロマンサーの記憶が映る、あの感覚もない。俺は首を横に振った。


「ロステルはやったことある?」


 ロステルに俺が問いかけると、彼はぼんやりと頭を傾けた。質問はしてみたものの、目につく魔物を衝動的に破壊して回っていた彼が、遺跡に潜るというのはあまり考えにくい。

 結局、まともな経験があるのはクローディアとヒューバートだけだった。


「あたしはヒューバートちゃんに手ほどきを受けるのがいいと思うよ。とにもかくにも、急ぎたいのはやまやまだけど、みんなは大丈夫なの?」

「おねむ」

「だよね……」


 事態は一刻を争うものの、今はホテルも消灯した夜中だ。アマナが欠伸をして、蔦を丸め始めている。ミッドも窓の外を見て、無表情なりに難しい顔をしている。


「それに、この深夜では装備を整えるにも店もフリーマーケットもやっていません」

「早朝に出るか」

「それが良いと思います。ヒューバート、それでいいですか?」


 俺の提案にミッドが頷き、ヒューバートへと視線を移す。ヒューバートも焦っているようであったが、今はどうしようもないということも理解しているようで、うなだれて、金古美の手をぎゅっと握った。


「お、お願いします!」

「決まりだね。じゃあ、あたしも休むから。ヒューバートちゃんも部屋に戻って、ゆっくり休んで」

「ありがとうございます……それでは」


 ヒューバートは立ち上がり、扉へと向かっていく。

 扉を開いて、彼は一度だけこちらに振り返り、頭をもう一度だけ下げた後、ドアの音を立てないようにゆっくりと戻って行った。

 俺たちも顔を見合わせて、それぞれに納得したり、眠気に負けた適当な返事をしたりして、一人、また一人と休止状態へと入っていった。

 ただ一人、俺が休眠状態に入るまで、ロステルだけがヒューバートの出て行ったドアを見つめていた。

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