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天体と卵

お前が姫様だったとき

作者: めいかい

狂わされるなら言葉によって

青く冷たい言葉によって


突き刺されるならナイフによって

絢爛豪華な飾りナイフで


これは要求 あなたへの


占うのなら未だ見ぬ過去を

夢見て忘れたあの日の誓いを


名付けるのなら短い意味を

母音の入った凡庸な音を


これは願い 占い師への



望み 要求 友情の証

単純な単語と

ありふれた言い回しで記述された

これは全幅の信頼の碑

 

粉飾 淀み 悲恋の記憶

意味のない思いの

嘘みたいな物語の一場面でしかない

それは消し去られた口頭伝承

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