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猫と人間  作者: たかみや汐
お外事件の翌日
9/46

5

「ひーっかかった。引っかかった。菜耶子には、そんなのないよーん。」



「麻奈美!だましたわね!」



 私は、自分の口元にあった手を、慌てて元に戻した。




「騙したって…。菜耶子、素直じゃないから、仕方がない。」



 菜耶子の方に、真奈美は指を突きつけた。



「何よ!」



 菜耶子は、座りながら、後ろに下がっていく。



 それを、麻奈美が指を突きつけたまま、追いかけていく。



「正直に言いなさい。」



「すごく好きよ。猫。」



 壁際まできた菜耶子は、真奈美にだけ聞こえる程度の声で、言った。



「よーくいえました。偉いね。」



 真奈美は、小さな子供に言うような感じで、菜耶子にいった。



「で?」



「なに、ちょっと怖い声出してるの?菜耶子ちゃん。」



 麻奈美は、そう言いながら、菜耶子の体を軽くつついた。




 麻奈美は、元の真面目な声に戻り、



「で、だから、大人しかった[ろく]が、昨日も昨日も、1人でお外行ったから、菜耶子、元気なかったのね。」



「うーん。そうなのかな?」



「絶対そうよ。菜耶子。菜耶子は、猫好きで、[ろく]が、お外で、怪我しないかとか、迷子になったらどうしようとか思ってるのよ。」





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