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猫と人間  作者: たかみや汐
お外事件の翌日
7/46

3

 今日も菜耶子が、家に帰ったら、[ろく]は、お外に出てた。
















 ピンポーン。



「菜耶子さん、いますか?」



「はい。今…。」





 2階の自室にいた菜耶子の耳にも、ピンポーンの音が聞こえた。



‘麻奈美がきたのかな。’




 菜耶子は、ちょっと慌て、1階に降りようとした。



 菜耶子が自室のドアを開ける直前に、母の声が、ドアの向こう側から聞こえた。


「麻奈美ちゃんが、来てるわよ。」



「今、行くー。」




 私がドアを開けると、母は、階段を降りているところだった。















「麻奈美、ケーキ、おいしかった?」



「うん。今日も昨日と同じで美味しかった。今日はね、イチゴのケーキと、メロンとかがのってるタルト、食べたの。」



 2人は、菜耶子の部屋で話していた。



「そっか。よかったね。」



「うん!」



 麻奈美は満面の笑み。



「あ、猫ってどこにいるの?」



「[ろく]ね。猫の名前なんだけど。今いないの。お外に行っちゃった。[ろく]1人で。昨日もなんだよね…。」



「そうなんだ。見たかったのになー。」


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