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猫と人間  作者: たかみや汐
衝撃の事実と結末

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43/46

最後1

「菜耶子~。」



 次の日の朝。



「お父さん、今日は学校休みだよ。もう少し、寝かせてー。」



 ‘あれ、今の声、お父さんの声と、ちょっと違う’



 菜耶子は、慌てて起きた。





 菜耶子の目には、人の後ろ姿が映っていた。しかも、裸。



「えっ。だれよ。あんた。泥棒?」



「泥棒、違うし。ってか、叫ばないのか。女の子らしく。」



「叫ばないわよ。泥棒じゃないんだったら。私の部屋のドア、開けた形跡、ないから、お母さんとか大丈夫だろうし。まぁ、あなたの出方で、何かあれば、警察に連絡よ。」



 菜耶子は、自分の部屋の窓を、閉めようとした。



 ‘閉まってる!’



「菜耶子、俺が包丁持ってたら、どうする?」



「包丁!えー。どうしよう。」



「何?その適当な返事。」



「だって、あんた、包丁持ってなさそうだもん。」



「当たり。俺は、包丁とかは、持ってない。でも、ほんと、かわいくないやつだな。」



「別に、かわいくないやつで、いいよ。ってかさ、誰か聞く前に、一度一階に降りていい?トイレ、行きたい。」



「わかった。」



「逃げないでよ。」


「逃げないから。」

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