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菜耶子は、まだ1階にいた。
「[ろく]は、どこ?」
ゆっくりくつろいで、なんてなくラブラブな雰囲気を、醸し出している、母と父にきいた。
「俺は、知らないぞ。」
「お母さんも、知らないよ。2階にでも、行ったんじゃない?」
自分の方を見ず、応えた2人を、そのままにして、菜耶子は、自室に向かった。
「[ろく]!!」
[ろく]は、菜耶子の部屋の床にちょこんと、座っていた。
「[ろく]、どうやって入ったの?」
‘あれ、私、ドア開けっ放しにしてたっけ?’
「まぁ、いいや。疲れたし、もう、寝よっ。おやすみ。[ろく]。」
「にゃ~。」
[ろく]が、菜耶子のベッドに上がった。
「[ろく]も一緒に寝るの?」
「にゃー。」
菜耶子は、[ろく]と一緒に、寝た。
菜耶子は、その日変な夢を、見た。




