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猫と人間  作者: たかみや汐
帰り道

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2

「あ、俺は、こっちの道だから。」



 菜耶子の家の、ほんの少し手前の曲がり角の道で、柏田くんは言った。




 ‘これだけ、同じ道って、何?’






「そうなの。じゃ。私は、こっちだから。」



「残念。もう少し一緒にいたかったのにな。菜耶子さんと。」



「いたかったって?2人とも無言だったから、1人で帰ったのと、同じじゃない?」



「わかってないな。菜耶子は。話さなくても、こんな近くに、好きな人がいることが、いいんじゃない?」



「そう。私は、よくわからないけど。じゃ。」



 菜耶子は、歩きだそうとした。



 その瞬間、菜耶子は、座り込んだ。



「大丈夫?高木さん。」



 さっきまでと、まったく違う感じの声。



 「大丈夫だよ。」



 柏田くんの違う感じの声に、菜耶子もつられた。



 「でも…、顔が熱いし、一緒に帰ろっ。」



「あと、も…」


 菜耶子の言葉が、言い終わらないうちに、柏田くんが菜耶子の肩を抱き、立ち上がらせた。



「ありがとう。」



 菜耶子は、そう言うと、柏田くんは、少し微笑んだ。



「一緒に帰ろう。」


 ‘まぁ、いいか’



「うん。帰ろう!」

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