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猫と人間  作者: たかみや汐
保健室

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2

「えっ?」



「だから、好きなんだ。菜耶子のこと。」



 柏田くんは、菜耶子の耳元で、囁いた。



 ‘今…’



「今、私の名前、呼び捨てで呼んだ?」


 菜耶子は、近くにいる柏田くんにしか、聞こえないような小声で、いった。



 柏田くんは、菜耶子の質問を、軽く笑いながらかわした。




「高木さん、顔赤いよ。風邪でも、ぶり返したのかしら?」


 いつの間にか、保健室の先生の岩田先生に対する、お説教は、終わったみたいで、保健室の先生が、聞いてきた。



「え?赤いですか?私?熱は、もうないと思うんですけど。」



 菜耶子は、ほっぺた手をあてた。



「そう?でも、まあ、一応、熱、計っておきましょう。」















「36.6度か。熱は、ないね。あ、頭は大丈夫?」



「大丈夫。大丈夫ですよ。」



「でも、頭って、わからないから、しばらく、このベッドで、寝ててね。それで、ちゃんと、病院にも行ってね。高木さん。」



「はい。」



 ‘大丈夫だけどな~






「えっと、俺は、部活に戻るな。それと、高木の家にも、連絡しとくから。」



 岩田先生は、そう言って、保健室を出ていった。

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