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猫と人間  作者: たかみや汐
風邪

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10

 菜耶子は、それから2日間、学校を休んだ。




 菜耶子が、学校を休んだ4日間、[ろく]は、夜、菜耶子の横で、一緒に寝た。













「行ってきます。」


「行ってらっしゃーい。菜耶子。気をつけてね。」














「おはよ!菜耶子。」



「おはよう。麻奈美。」



「風邪、大丈夫だった?」



 菜耶子が、席についたとたん、麻奈美が、聞いてきた。



「うん。今回の風邪は、ちょっとしんどかったけど、大丈夫。もう治ったし。」



「良かった。」



「で、1日もお見舞い、来てくれなかったよね?」



「だって、それは、菜耶子が、来なくていいって言ったから。」



「いいって言ったけど、1日ぐらいは、きてほしかったな。まあ、いいけど。」


 菜耶子は、口をとがらせた。



 「ごめん。ごめん。でね、話し変わるけど、菜耶子が休んでる間、ずっと、柏田くんも休んでたの。」



「ふーん。」



「興味なしっていう感じだね。」



「まーね。」


「菜耶子も、柏田くんのこと、いいなとか、思ってるんでしょ?実は。その菜耶子の、そしらぬ感じ?好き…」



「授業、始めるぞ。」



 麻奈美は、慌てて席に、座った。


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