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「あー。もう2時かー。しんどいから、このままいたいけど、一緒に下りないと。」
菜耶子は、しぶしぶ1階に下りた。
「あ、菜耶子。風邪は、どう?」
「まだ、しんどい。けど、お腹空いた。」
「お粥、どうぞ。」
食卓に座った菜耶子の前に、母が、お粥のお皿を、置いた。
「ごちそうさまでした。」
菜耶子は、食器を流し台に、おいた。
「お皿、ここ、おいとくよ。私、寝るから。」
「わかった。菜耶子。」
菜耶子は、2階に戻ろうと、椅子からだった。
[ろく]は、母と遊んでる。
菜耶子は、母と[ろく]のいる、リビングのドアを、開けた。
ドアを開けた時、[ろく]は、ちらっと、菜耶子の方を見たけど、すぐに、母の方を向き、遊びを再開した。
「あ、香子は?」
ドアを開けたけど、また閉めて、母に聞いた。
「あ、香子も、まだ学校、休んでるの。菜耶子が、リビングに来る前に、香子、上がっていったわ。」
「うん。」
菜耶子は、そう言って、再びドアを開け、自室に戻った。




