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菜耶子は、[ろく]を、ベッドの布団の中に、いれて、一緒に寝た。
「にゃ~、にゃ~。」
菜耶子は、[ろく]のお腹をなでると、[ろく]は、気持ちいいのか、とろけた顔をしていた。
菜耶子は、[ろく]のお腹に手を当てたまま、寝た。
「にゃー、にゃー。」
菜耶子は、[ろく]の鳴き声に、起こされた。
「あ、もう、朝かー。あー、昨日より、頭がぼーっとして、重いなー。今日も、学校、休もー。っていうか、[ろく]、カリカリ、やめてよ。」
菜耶子が、そう言うと、
「にゃ。」
[ろく]は、そう鳴いて、一瞬動きを止めたが、再び、ドアを引っ掻く動作を、始めた。
「そんなに、1階に下りたいの?まぁ、私も、下りようと思ってたし、行こうか。」
菜耶子は、ベッドから、勢い良く起き上がると、[ろく]と一緒に、1階に下りた。
「菜耶子、[ろく]、おはよう。菜耶子、今日も、学校休む?」
「うん。休む。学校に電話しといて。朝ご飯、いらないから。」
「ちょっ…。」
菜耶子は、母の声を無視して、2階に上がった。
[ろく]は、キャットフードを、食べてた。




