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結局、母は、学校に電話した後、体温計で、菜耶子の体温を確認した。
1階で、朝ご飯を済ませた菜耶子は、2階の自室に戻った。
自室に入って、菜耶子が、ドアを閉めようとすると、
「にゃっ゛」
と、言う鳴き声がした。
「[ろく]、ごめん。尻尾、ドアで挟んだね。」
菜耶子は、[ろく]を、なでなでした。
「にゃ~。」
[ろく]は、そう鳴いて、菜耶子の部屋に入っていった。
[ろく]が入ったのを、見届けてから、菜耶子は、ドアを閉めた。
「一応、麻奈美にメールしとこっ。」
菜耶子は、携帯を打ちながら、ベッドに横になった。
【麻奈美、今日、私学校休むから。】
「メール送信っと。」
「[ろく]、一緒に寝よー。」
ベッドに上がったきた[ろく]を、抱いて、菜耶子は、寝た。
‘あれ?[ろく]、どこに行った?’
菜耶子は、喉が乾いて起きた。
そして、横にいるはずの[ろく]に、触ろうとしたけど、空振りに終わっただけだった。
「[ろく]、そんなとこにいたの?」
[ろく]は、ドアを開けようとしてるのか、ドアをカリカリ引っかいてた。
「[ろく]、待って。今、開けるから。」
菜耶子は、ドアを開け、[ろく]と一緒に、一階のリビングに行った。




