風邪1
菜耶子は、その日、[ろく]と一緒に、菜耶子のベッドで寝た。
ピッピッピッピッ
「目覚まし止めないと。」
菜耶子は、1人呟くと、勢い良く、体を起こした。
手を伸ばして、ベッドの横にある、目覚まし時計を、止めた。
「[ろく]、おはよ~。」
「にゃっ。」
既に起きて、菜耶子の勉強机の横にいる、[ろく]に、朝の挨拶をした。
「あれ、のどが痛い。頭もぼーっとする。私、風邪でもひいたのかな。とりあえず…。」
菜耶子は、体温を計ってみた。
38度。
「熱も、結構ある。熱もあるし、しんどいし、学校休もうっと。」
とりあえず、ぼーっとした頭で、1階に降りた。
「菜耶子、おはよう。お父さんと香子は、もう行ったよ。」
母は、そう言いながら、テーブルにお皿を、並べた。
「菜耶子も、そんな所に突っ立てないで、朝ご飯…。あら、[ろく]も朝ご飯?」
いつの間にか、降りてきてた[ろく]は、リビングに置いている、キャットフードが入ってるお皿の所にいた。
「お母さん、あのね、私、風邪引いてるみたいなの。熱もあるし。だから、学校に電話してほしいの。」
「わかった。電話ね。仮病とかじゃないよね?」
「仮病じゃないし。この赤い顔見れば、熱あるってわかるでしょ?」
「わかった。電話ね。」
母は、学校に電話した。




