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猫と人間  作者: たかみや汐
妹の熱と[ろく]

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麻奈美が帰った後

「麻奈美ちゃんって、やっぱり元気ね。」



「うん。元気だね。麻奈美は。」






「今日の晩御飯は何?」



 菜耶子は、食卓の椅子に座って聞いた。


「今日も肉じゃが。昨日、たくさん作り過ぎたのよねぇ。」


 と、言いながら母は、台所に行った。




「ただいま~。」



「おかえり。香子。今日、遅かったわね。」



「うん。友達と遊んでたから。今日ね、晩御飯いらないから。友達と早めの晩御飯って、食べたから。」



 と言って、2階にある自室(香子の部屋)に、さっさと上がっていった。



「香子、熱でもあるのかな?ほっぺた、赤かったな。」


 と、母の声。



「後で、香子にお粥、持っていって。菜耶子。ねぇ。聞いてる?」



 ぼーっとしてた菜耶子は、急に声をかけられ、言葉がすぐに出てこなかった。



「…う、うん。お粥ね。聞いてるよ。」


「香子に持っていってね。後で。」



「はーい。」








「今日も、お父さん、帰って来るの遅いから。はい。机にこれ、並べて。」



 私は、母に言われたとおり、肉じゃがが入ってるお皿を、机の上に並べた。






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