投機は儲かる?――その前提、確率で崩れる (。´・ω・)?
短期の株式のトレード。
実需とほぼ関係ない原油先物取引。
それらはテレビなどでよく「投資」と呼ばれるが、正直に言えば違う。
あれは――
「投機」と呼ばれる、言わばゲームだ。
SNSなどで投機で稼ぐ人の話は、よく目にする。
先物で月利○%。
原油で一撃○百万円。
だが、その手の話には一つ、決定的に欠けているものがある。
全体の確率分布だ。
例えば、短期トレードの世界。
各国の金融当局や証券会社が出しているデータを見ると、
【個人トレーダーの約7〜9割は最終的に損失】
という結果が、ほぼ共通している。
さらに言えば、継続的に利益を出し続ける層は――
【全体の数%以下】
にまで落ちる。
ここで一度、冷静に考えた方がいい。
プロも含めて少数の成功者の話を聞いて、「自分もやればできる」と思うのは自由だ。
だが確率的には、
【10人中7〜9人は負けるゲームに参加する】
という意味になる。
しかもこれは一回勝負ではない。
トレードは繰り返される。
手数料や、AIにはない判断ミス。
小さな不利要素が積み重なり、確率はさらに削られる。
一方で、会社務め等の「お仕事」はどうか。
例えば平均的な労働者であれば、
【 働いた時間に対して、ほぼ確実に収入が発生する】
これは年利何%という話ではない。
ほぼ100%の再現性なのである。
もちろん、大きく儲かることは少ないかもしれない。
……だが、
【マイナスになる確率はほぼない】
ここが決定的に違う。
投機は、上振れがある代わりに、下振れも同じだけ存在する。
そして現実には、その下振れを引く人間の方が多い。
にもかかわらず、人はなぜ投機に惹かれるのか。
答えは単純だ。
確率分布グラフの「右端」の良い方だけを見ているからだ。
極端な成功例だけを見て、それを全体像だと錯覚する。
だが実際の分布は、
〇大半が損失
〇一部がトントン
〇ごく少数が大勝
〇嘘を言う人も多い
という、歪んだ形をしている。
これはもはや、投資ではない。
期待値の低いゲームに、感情で参加している状態だ。
ここで、もう一度だけ問い直す。
そのゲームに参加するのは自由だ。
だが少なくとも、
〇投機は儲かる
〇あの人みたいになれる
という前提で入るのは、確率的に見てかなり無理がある。
結局のところ、話はシンプルだ。
〇投機:高リスク・低再現性・勝者はごく少数
〇労働:低リスク・高再現性・安定収入
どちらを選ぶかは自由だ。
だが少なくとも、どちらが「確率的にまともな選択か」は、各所の専門サイトに掲載された数字が答えている ( ˘ω˘ )
現在、SF戦記「星間覇道 ――没落貴族と女海賊、銀河帝位争乱記――」を連載中です~♪
絶賛ブックマーク100未満中(苦笑)
お気が向きましたら、是非読みに来てやってください (*´▽`*)
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