第7話 協力者
「そこまでお前がまいってるとはな、この場合考えられる択は、2つ、お前が本当の事を言ってるか、おかしくなったか、という事はお前を50%は信じてやれるという事。」
「知りたい事があるなら教えてやるだが、教えるかどうかは俺が決める。そして俺以外から詮索をするなこれが守れるなら教えてもいい、どうだ?」
「ああ今はな」
「俺を頼ったのは名案だ。でも生憎だが、警察も今は情報が少なすぎる。」
「犯人摘発の確たる証拠は何一つ見つかっていない、現場検証も特にはな...」
「証人も見つからず、第一発見者も特に関係なさそうだ。」
「じゃあ何が分かったんだよ」
「そうだなぁ、検死結果と被害者の身元くらい?」
「絶対に言いふらすなよ」
「分かってるよ」
「被害者は武田 ショウジ 36歳 男 過去に
強姦の罪で逮捕歴があった。今、警察は洗いざらい交友関係と死亡前の行動を捜査してる。」
「遺体は焼死体だったのか?」
「そうだ、だが遺体が苦しんだ後は見られなかったそうで、直接の死因は判明していない。死亡推定時刻は発見時刻から2時間前ほど」
「確かに...直接の証拠が何もないな...てことはつまり犯人は計画していた?」
「だろうな、初犯にしてはあまりにも手際が良すぎる。」
「そういえば、2件目の遺体は?」
「まだ報告書を見ていないんだ。」
「分かったら報告するさ。」
「あーあ今日は疲れたー」
「そろそろ帰る。明日も捜査だからね」
「悪かったな。わざわざ時間作ってもらって」
「しつこいかもだが、お前は首を突っ込まず、後ろから見ている事だ。」
「分かってるよ」
「ならじゃあまたな」
「ああ」
そのままケイは帰った。
そのあとカウンターに戻ったら客は帰っていた。
帰る前にヒイロさんと少し喋った。
初めて見る顔だったらしい、カクテル一杯飲んで
落ち着いて帰ったそうだ。
こうしてる今もここ赤戸市に殺人鬼が紛れている。
もし本当に人の縁が運命を動かすのなら、最後まで抗う事を忘れてはいけない。




