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第五話 宿命
「三途...?」
「わしもこの件に関して、分かる事は少ないんや」
「やけど、これだけは言える。」
「タカノリ...これから何が起こっても、お前は風見の人間や、それを忘れんなや」
「急に何やそれ」
「わしが知っとるんは、その三途が家の縁を切って出て行ったいう話や、理由までは分からんかった。」
「単刀直入に言わせて貰う。三途の子孫を見つけ、必要ならば...」
「ならば?」
「その血を絶やさねばならん...」
「はあ?何やそれ」
「冗談でも言う事考えや」
「冗談やない、文句はそらいっぱいあるやろ、じいちゃんもそうやった。」
「やからって何で、人殺しにならなあかんねん。」
「確かに、孫にこんな事言うんは、おかしいと思っとる。でもなこれはお前がやらなあかん」
「何でや」
「お前がやらんと、犠牲者が増えて行くだけなんや...」
「さっきっから何もったいぶっとるねん。」
「もう分かったわ、また来る。それまでじっくり考えてくれ、わしもまだ良く分からんのや」
「じいちゃんが頭冷やせよ...」
何も言わず出て行った。
は〜あ何言い出すんだか。
犠牲者だって?良い加減にしてほしいよ。
やっぱり若く見えても、ボケてるんだろうな。
またそれから3日後、新しく焼死体が発見された
そうだ。




