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第四話 初ミーティング

さあ、どう転ぶか!?高校生監督VS女子野球部!

受け入れてくれるか? or 拒否されるか?


倫子先生と葵新監督は部員10名と佐々木マネージャー

「じゃ、葵新監督。始めてくださる」

「はい」

「では、改めまして新監督に就任させて頂きます。一年C組 工藤葵です

 よろしくお願いします」

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ


「自分は鈴丘三中出身で

突然、葵の発言に主将の田中瑞穂(みずほ)が割り込み

「知っていますわ。全国ベスト8 エースで4番」

 監督 兼 顧問の先生は未経験でほぼ素人。事実上の監督は葵君

 究極の野球ばか

 それと、鈴丘東に落ちて彼女に振られたエロヘタレ」


【スズ! (怒)】ピクピク

「あの時は力勝負で運よく勝残れただけで、

 準々決勝は策士の監督の手のひらで転がされて完敗なんです

 監督の話は聞いたばかりで、正直、今は明確な目標や計画は持っていません

 津旅監督に学びながら、みなさんと一緒にチームを作っていきたいです

 皆さんに認めて頂けるよう・・・

 えっと・・・だから、よろしくお願いします」


一同「よろしくお願いいたしますわ」あっさり


「え?」


部員を代表して田中主将が優しく言ってくれたのだ

「涼音さん達からお伺いしましたわ」

「津旅監督は完全に辞める訳じゃないし、

 私たちは涼音さんたちを信じますわ。ね。葵新監督♪

 津旅監督に似ていっらしゃるようだし(笑)」

涼音・美玖・結衣が親指を立てて シャキーン!白い歯がきらり


【あの時の三中のようなチームの和

 粗削りだけど、心・技・体。揃ったチーム

 これが津旅監督の野球。チームつくりだ・・・

 凄い・・・】


【そして、また野球が出来る・・・

 悔しいけど、ありがとう・・・涼音・美玖・結衣】

【ただ、スズにツムちゃん目的ってバレたら〇(ピー)される】〇=kill


その時 コンコンコン がらがらと扉が開き 

教頭先生に案内された車いすの津旅監督が現れたのだ


「津旅監督!」

「お久しぶりなのね~」


思わぬ津旅監督登場に、胸元を開けたままの倫子先生が焦るで~

【やばい!胸元を閉めてない!】

「監督!先日はありがとうございます。顧問就任のご挨拶以来ですね♡」

「ところで腰は大丈夫ですか?」


鼻血がブー

「きゃー!倫子先生~おひさしぶりなのね~相変わらず、お美しいのね~♡」

【もっと胸元あけてぇ~♡あの時はもっと開いてたのね~♡】


そーなのだ!コブラツイストの刑は倫子先生が原因やで~

倫子先生がセクシー衣装で顧問就任の挨拶で津旅監督宅を訪れて

興奮した監督は奥さんのムツミちゃんに成敗されたのだ!


部員が慌てながら「監督用ティッシュと監督用冷却シート 誰か用意して!」

【監督用ティッシュと冷却シート?】


「監督―!ティッシュです」

「ありがとね~」両鼻にティッシュを詰めながら

「あ~鼻血がとまらなぁ~い♡倫子先生~介抱して欲しいのね~♡」


「うるせー。ですわ。エロじじー。様!

 ティッシュでもつっ込んでろ!がよろくてよ」


「えへ♡えへ♡倫子先生~もっと言ってぇ~♡うぅ~」 ドM。。。


「監督・・・うしろ」

背後に、目に炎を宿したムツミちゃん(奥様)登場!


「ムツミちゃん・・・(恐怖)」【終わった・・・チーン】

「みなさんごきげんよう」【くそじじ!】


「ムツミちゃん。校長室で待っててね~といったのね~(焦)」

「これから寄合(よりあい)なのね~」


察した川東教頭がとりなし

「まあまあ奥様。校長室にご案内いたしますわ」

「じゃあ、待・っ・て・る・ね(怒)」

「ふん!(怒)」

【このエロじじ 生かしておけぬ 成敗じゃ】


葵「この人。本物の監督?」

涼音「みたいね」

葵の将来をみているようなのだ♪ お前もな!見習い!←あれ?誰のツッコミ?


「ゴホン。あ!君が葵君なのね~いい人材がいたもんだね~

 そーゆー訳で」

【どーゆー訳?】


「あとは任せるのね~ただ、『おんぶばーばー』として、

 ちゃんと支えるからね~」

【おんぶばーばー?】


「君のやり方で思いっきりやってみるのね~」

【両鼻にティッシュをつっ込んだまま、言われても。。。】カラスがカー

【それと、オブザーバーちゃうか?】


「津旅監督ぜひ、積極的なご指導をお願いします」

「はいはい~君が迷ったときは、しっかり支えるのね~」

「でも、君はきっと大丈夫なのね~」


「え?でも・・・」【監督はおれのこと知らへんやん】


葵の心を見透かしているかのように

「去年ね~広松西の坂東監督に誘われてね~

 全中で葵君たちの準々決勝の試合をみたのね~

 坂東君は、ぼくが負け越した唯一の監督なのね~」


広松西は公立校ながら長年、全国レベルの強豪校であり、

チームを率いるのが坂東監督やで~


すると、監督の表情がキリっと変わったのだ

「一球一球の真剣勝負を全力で楽しむチーム野球

 葵君の野球 三中の野球 とてもいいよ

 それは池島、学院の野球でもあるだ」

【両鼻にティッシュをつっ込んだ人に言われても、入って来ない】


涼音たちがうなずいて

「私たちは学院の野球を選んだんだよ」

「スズ・・・分かりました!ありがとうございます!やってみます!!」


「監督。ひとつだけお伺いしてもいいですか?

 坂東監督はなぜ、ぼくたちの試合を見に来てくれたんですか?」

「スカウトの視察なのね~三中の野球を褒めてたのね~」


「でも・・・声は掛からなかったです」

「ああ、ぼくは電話中(ウソ)で見れなかったけどね~

 葵君、逆転スリーランホームランを打たれたでしょ?

 その時に、改善不可能な弱点が見つかったんだって~」

【詳しく教えてくれなかったけど】


実は!その試合中、バックネット裏にミニスカートのお姉さんが

座っていたのだ

【お姉さんのパ〇ツが見えかけて、目がそっちに行ってたのね~】

【お姉さんの〇ン〇が見えかけて、カーブがすっぽ抜けたときだ】


「それとね~将来、葵君と対戦しても絶対に勝てるって言ってたのね~」

「逆に、もし葵君が広松西に来たら、マネージャーは男子にするって

 言ってたのね~」


【?】


時計を見ながらセクシー倫子先生

「は~い、お二人さん。二人で会話しないで、

 こっちの世界に戻ってきて~♡はい♡谷間♡」


二人同時に鼻血ブー

「倫子様ぁ~ペチペチしてぇ~」【男のロマン】

「うんうん」【男のロマン】

【さすがに一緒にされるのはやだな・・・でも、ペチペチはして欲しい♡】


「このエロじじ!様 えぇー加減にせい!ですわ」

ぱこーん!ぱこーん!

二人の頭に“倫子げんこつスペシャル”がヒット! カキーン!!


「もー監督!早く鼻血用ティッシュとたんこぶ用冷却シート!!」

「二人分ね~」


なるほど、スケベイベント毎にティッシュと冷却シートが

必要だったのか・・・

いかん。わても鼻血だ。←神様(見習い)が鼻血出してどーすんねん!

              ↑誰のツッコミ?


あきれた涼音ちゃんが

「はいはい。野球ばかエロツインズのお二人さん

 こっちの世界に戻ってきてください」


二人「誰がバカやねん!(怒)」

【食いつくのは、そっちかい】


冷静に涼音ちゃんが

「で、葵監督。明日からはどーいたしますの?」


「まずは夏の大会に向けて、今までの練習内容をとりあえず継続

 予選に向けた練習方法や細かいスケジュールは津旅監督と

 相談して案をつくるよ。そして、みんなに相談する」


「ところで監督呼びはやめて欲しいのね~監督は葵君なのね~」

「では、なんとお呼びすればいいですか?」


部員から

「エロじい」「すけじい」「鼻ブー」「コブラツイスト」「ペチペチ」

「ムツミちゃん」「変態じー」


「あのね。ちみたちは健気な初老を労わるという優しい気持ちないのかね~」

「ない!ですわ」ぴしゃり

【両鼻にティッシュをつっ込んだ人に言われてもね】


ハッとした倫子先生

「じゃあ、親しみをこめて『藤ちゃん』ってどうかしら。

 それと『葵ちゃん』ね♪」


勘違いした津旅

【父ちゃん?】⇒【父ちゃん=パパ】⇒【パパ♡むふふふふ】

満面のエロスマイル「いいねぇ~」

妄想が暴走しずぎやでぇ~


涼音「葵も『葵ちゃん』でいいよな(強制)」

葵「イエッサー!」

涼音「倫子先生~葵もOKです♪」


冷静に葵

【ほんと津旅監督と部員の距離が近いな】

【もしかしたら、これはチームの和を作り出す監督の計算尽くされた言動】

なんで、そう思う!?


「そうだ、法立女子から5月9日に練習試合の申し込みがあったのね~」

一同「えーーー!」

「あの・・・チームつくりはこれからなんですけど」


「いいの♪どーせ負けるんだから♪」

「・・・」


法立女子高校を紹介するで~♪

中高一貫のスポーツ名門校で学院が創部するまで県内唯一の女子野球部

有力選手が集まり、全国大会でも上位に食い込む実力校


「あのね。負けるにしても負け方があるのね~、よーく考えるのね~

 鈴丘学院は逃げない野球。逃げた時点で負けなのね~

 向こうの思惑をうまく逆手に取れば、夏の大会が面白くなるのね~」

【ティッシュと冷却シートで説得力がない】


一同「やってみようかしら」「よし!やるわよ!」

【あの姿をみて、よくやる気になるな。。。

 でも、最初の大仕事やってみますか~】


「野球は強いチームが必ず勝てるスポーツじゃないのね~

 ね。葵ちゃん。葵ちゃんの野球を期待してるのね~」


倫子先生「じゃあ、決まりね!」

「サービス♡」谷間を強調♪


津旅と葵 鼻に詰めていたティッシュが吹っ飛び、鼻血ブー

「ティッシュ!ティッシュ!」

「これで葵ちゃんも立派なティッシュの継承者だね♪」


時計を確認した倫子先生が

「活の制限時間が来ましたし、今日は解散ですわ。葵ちゃん

 では、みなさん。明日から、よろしくですわ」

「あざっす!」

「ありがとうございました。よろしくお願いします」


【距離が近くても、凄く礼儀正しい】

【ってか、オレ。いつの間にか“葵ちゃん”になってるし・・・】


すると藤ちゃんが駄々をこね始めるで~

「えー!やだーまだ帰りたくないのね~」

「いやだ、いやだ~」

【家に帰ったら、ムツミちゃんにお仕置きされるのね~

 それと、もっと倫子先生を見ていたいのね~】


「うるせー!ですわ。はよ、帰って天罰を受けろ!!ですわ」


「む ご い(泣) 倫子先生~」

「自業自得!ですわ」


2時間後、腰がより悪化するのであった チーン

当作品はフィクションです

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