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 カズヤ率いる高校生パーティが発足して4日が経った。


「おいサボるな!探索者の基本は体力と魔力だ!魔力はそう簡単に増えないが、体力は鍛え方次第だ!徹底的に剣を振れ!」


 アキヒロとサトルは学校が終わると、一時間だけだがカズヤの指導の元、剣術を学んでいた。

 どうしてかカズヤは剣術にも精通しており、動きの修正を行いながら二人に剣を振らせている。

 二人はこの振り方が正しいのか分からない。それでも指示の元、動きを意識しながら剣を振り下ろすと、これまで以上に速く強く振れているように感じた。

 その感覚を信じるなら、カズヤの言う事は正しいのだろう。

 そう信じて、愚直に剣を学ぶ。


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、なあ、カズヤ」


「なんだ?」


「そ、そろそろ、休憩、に、しないか?」


 サトルが体力の限界を感じて提案する。

 かれこれ30分は剣を振り続けており、振り下ろし、横薙ぎ、突きを何度も何度も繰り返している。

 中学の頃は卓球部で鍛えたサトルだが、高校に入学してからは帰宅部だ。一年前ならまだしも、今の体には脂肪が付き体力が続かなくなっていた。


 そんなサトルを目にしても、カズヤの手を緩めない。


「ダメだ、あと百回振ったら下半身の強化だ」


「鬼! 少し、休ま、せて、くれ、よ」


「却下だ。本当なら夜まで訓練したいんだぞ、それを一時間にしてやってるんだ。無駄口叩いてないで集中しろ。 アキヒロを見てみろ、剣が鋭くなってきているぞ」


 サトルは隣で振っているアキヒロを見ると、剣に合わせて呼吸を行い、一振り一振りしっかりと振っている。

 その様は、まるで何かに追われているような、そんな鬼気迫るものを感じた。

 またアキヒロの唇も微かに動いており、何かを呟きながら剣を振っていた。


「今晩は肉じゃが、いや、カレーに、いや、肉じゃがからの、明日はカレーに、いや、おでんって手も……」


 アキヒロの集中の仕方は独特だった。

 家事を長い事やっており、自然体で最も集中するのが料理をしている時だった。だからか、集中すると、もとい現実逃避しだすと料理の事を考えるようになっていた。


「おい!アキ!大丈夫か!戻って来い!」


「……はっ!?」


 アキヒロの様子に、心配になったサトルが現実に引き戻す。

 集中力が切れて、腕だけでなく全身に痛みが走り抜ける。

 その痛みをぐっと我慢して、木刀を構えた。


「よし! 残りの時間は四股からのスクワットだ」


 カズヤのメニューによる体力錬成は続く。

 うへ〜とばてながらも、二人は必死にやりこなす。


 パーティを結成したその日、カズヤがダンジョンで稼いだ費用から二人は探索者登録を行った。

 探索者カードには名前と年齢、レベル、スキルが記載されている。内容も武器屋で鑑定した通りに魔法スキルが記載されており、あそこでのスキル鑑定が正しいのだと理解した。


 あれから、パーティでダンジョンには潜っていない。

 一応のリーダーとなったカズヤの方針により、先ずは体力を作る事から始まったのだ。

 魔法については、各自で家に帰って練習しろとなった。魔力が尽きた人物の面倒は見れないからというのが理由らしい。


「今度の土曜日にダンジョンに行く。金曜は休みにするからしっかり疲れは取っておけよ」


 そして、遂にパーティでの探索の予定が立てられた。





 体力錬成の時間が終わり、アキヒロは一人で学校を出る。カズヤとは帰り道が違い、サトルはこれから塾なのだと違う道を歩いて行った。

 アキヒロが向かうのは保育園。

 そこには妹のリナが通っており、夕方になると保護者が迎えに来るのを待っていた。


「リナちゃーん、お兄さん来たよ」


「兄ちゃん!」


 リナは一人で人形遊びをしており、アキヒロが来るのを待っていた。先生が声を掛けると、ぱあっと花が咲いたように満面の笑みを浮かべて駆け寄って来る。

 アキヒロはリナの頭を撫でて、帰ろうかと言うと、小さな鞄をリナに持たせた。


 保育園は高校からの帰り道にあるというのもあり、リナのお迎えはアキヒロの役目になっていた。そしてスーパーに寄るのが日課となっており、いつもご飯の材料の買い出しを行なっている。


「リナ、危ないから手を繋ごう」


「うん!」


 スーパーまで行く道は国道に面しており、交通量が多い。また大型トラックも頻繁に通り、過去にも交通事故が起こっているので、ここを通るときは特に注意している。


 スーパーに着くと、肉じゃがの材料を籠に入れて行く。リナがいつの間にか、アニメのキャラクターのお菓子を持っていたので、一個だけだよとそれも籠に入れる。

 本当なら、余計な物を購入する余裕はない。

 それでも、一つくらいなら大丈夫だ。昨日、少しだけ稼げたので何とかなる。


「いいの?」


「良いよ、でも内緒だよ」


「うん!」


 笑顔の妹を見るとアキヒロも嬉しくなる。

 弟のユウマにも今度何か買って上げなきゃなと考えながらレジに並ぶ。

 すると横から声を掛けられる。


「あれ美野君?」


「ん? ああ、神庭さんこんにちは」


 声を掛けて来たのは、同級生の神庭柚月だった。

 同学年の女子の中でも身長が高く、モデルのような魅力的な体型をしている。幼い頃から剣道を習っているおかげか、姿勢が良く、高校に入学してからは弓道部に所属していた。

 勉強の方でも学年上位を保持しており、姉と同じく容姿も優れている事から、高校では神庭美人姉妹と有名な人物でもある。


 そんな人気者の神庭柚月だが、アキヒロと接点があるのかと言うと、同じクラスという以外は得に何も無い。

 これまでに会話したのも、数えるくらいしかない。


「妹さん? 可愛いね」


「うん、今年で五歳になるんだ。ほら、リナ、自己紹介して」


 リナに自己紹介させようとするが、アキヒロの背後に回ると腰にしがみついて離れようとしない。


「う〜」


 リナは人見知りを発動させたのか、柚月に対して拒否の反応を見せている。


「ありゃ、嫌われたかな?」


「ごめん、人見知りしてるみたい」


 申し訳ないと苦笑を浮かべる。

 柚月のほうは残念そうにしているが、それなら仕方ないかといった感じだ。そんなに気にしてないようで良かったと安堵する。


「美野君はお使い?」


「まあ、そんなところ。 神庭さんもお使い?」


「そうね、お客さんが来るからって、買い出し頼まれたのよ。お姉ちゃんのお客さんなんだから、お姉ちゃんが行けばいいと思わない?」


「あはは、そうだね」


 柚月の愚痴に困ったように同意する。

 事情が分からないので、何とも言えないのだが、否定して難癖付けられても困るので、全肯定の構えで会話を続ける。


 その後も姉の愚痴とか、姉の友達の愚痴だとか言っている。途切れる事なくよく喋るなぁと思いながら、レジの順番はまだかなと横目でチラリと先を見ると、一つ前のお婆さんがお金を取り出すのに梃子摺っていた。


 財布を必死に漁っているが、目的の小銭が取れないようだ。

 すると、突然手元を滑らせたお婆さんは、小銭を床にばら撒いてしまう。


 アキヒロは何も言わずにしゃがむと、ばら撒かれた小銭を拾う。その様子を見ていたリナも一緒に拾いだす。


「兄ちゃん、はい!」


「よく出来たね、お婆さんに返して上げようね」


「うん!」


 アキヒロとリナが拾った小銭をお婆さんに返すと、ありがとうねと嬉しそうにしていた。

 リナは相変わらず人見知りを発動しているが、にっこり笑顔で満足している。


「美野君ってお父さんみたいだね」


 小銭を拾っていたのは他のお客さんも同じで、柚月も手伝っていた。おかげで、アキヒロとリナのやり取りを側で見ていたのもあり、そういう印象を受けたのだ。


「うち、父親居ないから」


 だから父親代わりに……。

 そこまで言おうとして、その返答はまずかったなと気が付いた。


「あっ、ごめんなさい。私、知らなくて……」


「ごめん、そういうつもりじゃなかったんだ」


 申し訳なさそうにする柚月に、気にしないでと声を掛ける。

 そこで会話は途切れると、タイミング良くアキヒロの会計の順番が回って来た。


 じゃあと軽く会釈をして柚月と離れる。

 柚月も、また明日と言って見送った。





 アキヒロの住まいは、集合住宅の3階に有る。

 弟のユウマが通う小学校が比較的近い位置にあり、ただいまと帰り着くとユウマも戻っていた。


「お帰り」


 スマホでゲームをしているユウマは、アキヒロの方を見ていない。傍には以前、田中から貰ったお菓子が置いてあり、画面を見ながら口に運んでいた。


「ただいま、ご飯前だからあんまり食べ過ぎないようにね」


「大丈夫、まだ一個目だから」


「じゃあ、今日はそれでおしまいね」


「えっ! まだ余ってるから、もう一個くらい良いじゃん!」


「ダメ、晩御飯食べれなくなるだろ?」


「お菓子で良いよ……」


「ダメだ」


 田中から貰ったお菓子は、未だに大量に残っている。

 弟と妹に食べ過ぎないように制限しているのもあるが、元々貰ったお菓子の量が多すぎたのだ。


 アキヒロの態度に諦めたのか、ユウマはちぇっと言ってゲームに戻った。


 アキヒロはリナを部屋着に着替えさせると、隣の部屋にいる母の元に向かう。

 母は寝たきりの状態、という事はなく、最近は良くなって来たのか動けるようになっていた。

 更に、カズヤからポーション飲ませてみろと一本渡されたので、その日の内に飲ませてみると、体調は大分改善したようだった。


「お母さん大丈夫?」


「だいじょうぶ?」


 リナと一緒に母のいる部屋に入ると、母は内職である造花を取り付け梱包していた。

 甘えたい盛りのリナは母の側に行くと隣に座り、母の手元をじっと見ている。何をしているのか気になるのだろう。


「お帰りなさい。私は大丈夫よ、リナは寒くなかった?」


「今日、暖かかったよ」


「あらそうなの? 外に出ないから分からなかったわ」


 母の顔色は良く、調子は良さそうで安堵する。

 これならリナを任せても大丈夫そうなので、アキヒロは晩御飯の支度に掛かった。


「お母さん、リナよろしく」


「ええ、今日のご飯はなに?」


「肉じゃが」


 そう言って台所に向かうと、さっき購入した材料を調理して行く。慣れた手付きで具材をカットし、肉を炒めて野菜を投入する。ある程度火が通ると水と調味料を投入し、弱火で煮る。あとはアクを取り、砂糖、みりんと調味料を加えて、更に煮て完成である。


 肉じゃがは簡単な料理なので、面倒でなくて良い。

 今日の残りを明日のカレーの具材に出来るので、一度で二度おいしい料理でもある。


 あとは味噌汁とサラダを準備して、晩御飯の完成である。


「お母さん、ご飯出来たから後頼んで良い?」


「良いけど、これからアルバイト?」


「うん、帰りは少し遅くなると思う」


 アキヒロは動きやすいジャージに着替えると、運動靴を履いて家を出る。

 そして自転車を漕ぐこと三十分、ダンジョンに到着した。





 アキヒロはパーティを結成した次の日に、アルバイトを辞めている。

 別に探索者に集中したいとか、パーティのためとかそんな理由ではなく、単にこっちの方が稼げるからだ。


 物陰に隠れて、一体のゴブリンが通り過ぎるのを待つ。


「しぃ!」


 そして背後から強襲し、一撃でその命を絶った。


「ふう」


 上手く行ったと安堵の息を吐く。

 今日はこれで三体目である。

 ゴブリンが持つ、一本の錆びたナイフを取ると、探索者協会から借りた鞄に入れる。

 探索者協会では、探索者が物資を持ち帰りやすいようにサポートしており、アキヒロが持つ鞄や台車などの貸し出しを行っている。


 カサカサと何かが近付いて来る音がする。

 岩陰から出て来たのは一匹のビックアント。蟻を小型犬くらいに大きくしたモンスターだが、その噛む力は強く、一度噛み付かれると肉が引き千切られる。


 ビックアントは狙いをアキヒロに定めており、一気に走り出すとアキヒロに向かって飛び掛かった。


「っ!?」


 体が咄嗟に動く。

 モンスターが飛び上がった瞬間に体は突きの体勢に入り、狙いを定めて突く。

 

 アキヒロが持つロングソードは、練習通りの軌道を描きビックアントの頭部を貫いた。

 ゴブリンに続いて連続でモンスター仕留めた。


「はぁはぁはぁ」


 たった一振りだが、緊張からか息が上がり体が疲れを訴え掛けて来る。

 ペットボトルに入った水を飲むと、ビックアントの外郭を取り外しに掛かった。



 この三日間で稼いだ金額は一万五千二百円になる。

 この金額はモンスターを倒して得た物、だけではない。

 最初は、モンスターをひたすらに倒して稼いでやろうと意気込んでいたが、それが不可能だと田中に引率されているうちに悟った。

 自分ではモンスターの餌になるのが精々だと。


 だからと言って諦めた訳ではない。

 どうにかして稼ぐ方法はないかと考える。

 そして閃いた。

 パーティ結成後、サトルに見せる為にと田中が実演してくれた採掘方法、それと説明を聞いてピンと来たのだ。


 田中は地属性魔法の使い手で、壁に手を付き魔法を発動すると、壁が砂になって崩れ、換金可能な鉱石だけが残されていた。

 その中には魔鋼石と呼ばれる鉱石があり、アキヒロがそれに触れた際、ピリッと反応したのだ。

 その事を田中に尋ねるが、何の事だと分かっていない様子だった。それはカズヤやサトルも同様で、魔鋼石を持ってみても何の反応を示さなかったのだ。


 それを聞いて、これだと思った。



 ダンジョン11階では採掘を行っている探索者が大勢居る。それこそ、ダンジョンの資源を掘り尽くさんとする勢いだ。

 その採掘をやっている探索者は、全ての鉱石を持ち帰っているのかと考えると、それは不可能に思えた。


 なら、他の探索者が行った採掘跡に行けば、もしかしたら……。



 こうして、今、採掘が終わった穴の中にいる。

 幅高さ2m、奥行き5m程だろうか、その中央に立つと雷属性魔法を使用して周囲に走らせる。

 すると、黒く光沢のある石が静電気を帯びて、薄らと光を灯した。その石たちは決して大きくはないが、それなりの数が転がっている。


「やった!」


 アキヒロはガッツポーズをする。

 初日と二日目は不発だった。おかげでモンスターの素材しか換金できず、その二日間で稼いだのは三千円程度だった。

 アルバイトを辞めたのは失敗だったかなと思っていると、それが昨日、初めて魔鋼石を発見したのだ。

 拳程の大きさの魔鋼石が二つ、そしてこれが一万円を超えた。

 おかげで昨日は、モンスターの素材換金と合わせてそれなりの収入となり、そして今回も、昨日と同じかもっと多い量の魔鋼石を手にする事が出来た。


 魔鋼石のある場所を覚えると、魔法を解除して回収して行く。


 この分ならもう一箇所回れそうだな、なんて考えながらアキヒロは夢中で魔鋼石を回収していた。

 だからだろう、背後に迫る脅威をギリギリまで気付けなかったのは。


 背後で小石が転がる音が鳴る。

 はっとしたアキヒロは、咄嗟に横に転がった。

 それと同時に、先程までいた場所にゴブリンがナイフを振り下ろす。


「ギギッ!」


 空振りをして悔しそうなゴブリンだが、転がったままのアキヒロを見て、自分が未だに優位であると自覚する。

 ゴブリンはナイフを持ち直すと、再びアキヒロに襲い掛かった。


 アキヒロはまた転がり避けるが、この狭い空間ではそれだけで壁に追い込まれてしまう。次の一撃でアキヒロはゴブリンに刺されるだろう。ゴブリンもそれが分かっているのか、醜い顔に笑みを貼り付けている。


 アキヒロの手にロングソードは無い。

 魔法を使う時に、入り口付近に置いていたのだ。

 手元に武器は無く、防具も装備しておらず動き易いジャージのみ。

 絶望的な状況。


 どうするどうするどうするどうするどうする……。


 アキヒロは必死に考え、一か八かの賭けに出る。


 ゴブリンは動かなくなったアキヒロに、これで止めとナイフを振りかぶって飛び掛かる。


「ギッ!」


 力の限り振り抜こうとするが、それよりも前にナイフを持った腕をアキヒロに掴まれてしまった。

 それでもナイフの刃先はアキヒロの腕を傷付けており、このまま力を込めれば突き刺す事も出来ただろう。


 しかし、その時は訪れない。


「ああぁぁーー!!」


 必死の力を振り絞り、雷属性魔法を使用する。

 当初、アキヒロが使える魔法は静電気レベルが精々であったが、この四日間で少なからず成長していた。


 掴んだ腕を伝って電流がゴブリンの中に流れる。

 その威力はスタンガンにも届かない程度だったが、ゴブリンの動きを止めるには十分な威力だった。


「ギャ!?」


 動きを止めたゴブリンから離れると、出入り口近くにあるロングソードを取り、倒れるように突き刺した。

 それと同時にアキヒロは倒れて動けなくなる。

 魔力切れだ。

 最後の力を振り絞って、剣を取りゴブリンを倒したは良いが、そこで魔力も体力も尽き掛けていた。


 完全に無くなった訳ではないので、十分も休憩を取れば動けるようになる。

 しかし、その時間で次のモンスターが来ないとも限らない。今の騒ぎで、他のモンスターを呼び寄せた可能性は十分にあった。


「移動しないと」


 荷物を持ち、体が倒れそうになりながらも、壁に寄りかかりながら前に進む。

 魔鋼石は大体回収した。

 少しの怪我は負ったが、唾でも付けておけば治る傷だ。

 大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせながらアキヒロは進む。


 二匹以上のモンスターは避け、戦闘は殆ど奇襲しかせず、他の探索者の残りカスを拾う新人探索者は、明日はもっと上手くやろうと反省するのだった。

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