表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/38

演奏家の相談

「今度商店街のイベントがあるんだ」

カウンターに座った女性が話した。

「ステージイベント急に一人空きが出て、私にやらないかって」


リリが、サイダーを、少女の前に置いた。

「良いと思うよ。私はミユさんの歌とキーボード好きだよ」


「うう、でも緊張しちゃって。

 ほかの出演者の顔ぶれとか聞いて」


リリが笑う。

「大丈夫。私はミユさんの音楽すごいって思うよ。

 だから、ミユさんにも、ミユさんの音楽、自信もって『すごいんだぜ!』って言って欲しいな。

 イベントでお祭りなんだから、楽しめばいいよ。観客と一種に作るから、アクシデントとか失敗も、楽しめばいい」


「その場の雰囲気が盛り上がればいいけど」


「どんなステージになっても、ミユさんの素敵さは変わらないよ。私はミユさんのファンだから。

 ファンは結構いるよ。

 だから、ミユさんが、一番ミユさんのファンになってあげて。いちファンからのお願い」


「うん、……そうだね。

 ありがとう。受けてみるよ」


シロが、料理を置いて話しかける。

「応援してます!

 私達も出店するんですよ」


リリが“にっこり”笑って言う。

「ウミネコビールの応援もよろしくね!」


「よろしくねー」

アイも手を振って言う。


大笑いして、ミユは言った。

「乾杯! ウミネコ麦酒房に!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ