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リリの昔話(いち)

あの頃私は、少し遠い地域の役人だったんだ。地方公務員ってやつだね。


ふふ、以外だろう?

そんなに驚いてもらえると少しうれしいな。

……うれしいってのも変な感覚だね。


その時、すでにいくつか職を転々としていて、それなりの年だったんだ。

ちなみに、その3つ前の職では、この町で働いてたんだ。

「リリさん何歳ですか?」って? それなりの年だよ。

アイ、そんなに笑うなよ。


でもさ、辞めようと思ってたんだよ。このまちに帰りたいなって思ってたんだ。生まれたまちでないのに役人やってて。それに、私、人付き合い下手でさあ、ひどかったんだよ。


「全然そんなことないです」って? ありがとう。今は自然体でいられるから……そうだね、シロのご両親おかげなんだ。

まあ、順に話すから。



「役人やめて帰って来ました」って経歴、珍妙だろう? それに何回か職を変わってるから、仕事見つかるか不安だったんだ。


それでも、辞めちゃって。


このまちで就活して、雑貨本屋さんのパートになったんだ。中心街の、あの本屋さんだよ。

今でもとっても感謝してる。


その7年後、君のご両親に会ったんだ。

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