スカイハイ 用語集
マジックボール この世界で流行っているエクストリームスポーツ。かつては、魔術師達の間でのみ行われていたらしく、魔法の弾を打ち合うスポーツだった。現代では普通に硬式テニスで使用するようなボールを使用しており、ボールを打つ際に魔力を込めたり、回転を加えるなどして、様々な打球を打ち合うスポーツとなっている。基本的にはテニスに近いルールだが、細部で異なっている。略称はMGという。
魔力 この世界の人間達が持つ力。体内にある魔力神経という部分から作られるらしい。現代人も魔力神経を持っているが、古代の魔術師達と比べて、非常に細く弱いものになっているらしい。
この世界 かつて魔王により支配されていたが、伝説の勇者によってソレが打ち倒され、平和になった。その後は魔術師達によって長い間支配されていたが、異国人が渡来した際に持って来た、「機械」という技術によって、急速な技術革新を遂げた。反面、魔力は衰えてしまい、未だに、魔力を生活の一部で使用することはあるものの、魔法などの強い神秘は地上から消え去っている。現在は、マジックボールという、魔力を使ったスポーツがブームになっている。
魔術師 かつてこの世界を支配していた人種。「機械」による近代化の影響で迫害され絶滅したと思われたが、その血脈は現代人にも残っており、魔法は使えないが、僅かな魔力を生み出すことができる。
デュエル マジックボールの試合のこと。かつて、魔術師達が命を賭けて行っていた名残で、今もこう呼んでいる。
シールド 所謂ネットのことだが、マジックボールにおいては、水色の薄い透明な膜のような壁となっている。高さはテニスのネットと変わらない。ボールをぶつけると、ヒビが入り、割れることがある。割ってもルール違反とはならず、寧ろ、シールドを全て破壊してからプレイする、シールドブレイカーというプレイスタイルも存在している。一度壊れたシールドは、そのデュエル中は修復しない。
魔弾 魔力が込められ、発光している打球。使用者のプレイスタイルによって色が異なる。色によって性能も異なる。
パワー 赤く発光する。打球が重さを増し、スピードは落ちるが、ラケットを弾いたり、ガットを突き抜けるぐらいになることもある。
スピード 青く発光する。打球の速さが急速に増す反面、打球が軽くなり、打ち返しやすくなる。
トリッキー 紫色に発光する。ボールが硬くなったり、柔らかくゴムのようになったりと、打球の性質が千差万別に変わる。
オールラウンド 金色に発光する。上記の三つの要素を全て待つ反面。各打球の変化の度合いは上記のどれよりも弱い。