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学校生活~会話~

作者: かなりょう

学校生活の過去篇、


二章になるかもしれない。


不思議な場所。たのしんでいってね。



会話とは、私が思うには。


人と人の繋がりを感じさせる物だと思っていた。


午前8時半、学校は始まる。


ホームルームを終え1限目へ


クラスメイトたちは、移動して行く。


私も授業の用意をして


教室を出る。


理科は苦手だ。化学式なんだそれ。


木製の背もたれのない


椅子に座る。


よく理科室にある、


黒い長方形の机に向き合う。


50分間。


私は、窓の向こうを


見ていた。雲が無く蝉たちが


鳴き始めた夏空を。


昼休みになると


私は、弁当を持って裏山へ


頂上のベンチに先客がいた。


「もう、おそいよ。」


彼女が手を振る。


笑っているのか


怒っているのか、


分からなかった。


「ごめん、友達と盛り上がってしまったんだ。」


私は彼女もとへ急ぐ。


 私は彼女の隣に座り。


弁当箱を開ける、。


弁当箱を閉じる、。


彼女のお弁当はカラフルで


健康的。それにくらべ


私の弁当は日の丸で


非健康的。


午後5時、下校の時間。


帰り道に彼女に出会った。


しかし会話は、無かった。


私と彼女の繋がりは、


あの裏山の頂上。


ベンチの上だけだった。





会話とは、人と人を繋ぐ物。


その通りですね。


読んでくれてありがとうです。

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