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超次元旅館始まるよん

前回いろいろあって旅館が危機に!!


あと決闘者が一人混じってた。








□■□■□■□■□■□■□




「というわけで私たちの旅館は経済難にありマース、おもにこいつのせいですがー」


女将の大神さんは従業員の前でつるし上げられてる三夏を指さしてそう言った。


「彼女が買ったカードを売ってふたたびに金に戻すということはやってみたのでしょうか?」


イケメン顔の料理長 誠司。


「あん?あんな紙切れ金になるわけねぇだろ!捨てたわ!!」


大神さんは見た目とは裏腹にボーイッシュだ。


見た目はというと髪を団子に束ね、清楚な雰囲気だ。


ちなみに23歳、ボインである。


そしてイケメン料理長 片山誠司さん。


その料理の腕は素晴らしいものがある。


しかし見た目がなんというか独創的でいろいろ食べづらい。


「...あのぉ大神さん!」


「なんだい!!マルコ!」


「とりあえず経済難なら何か打開策考えないと」


前回借金取りがやってきてゲーム仕掛けてきてあーだこーだあったが、その話は大神さんが乱入者してきて終わってしまった。


何があったかはまた別の話で...。


「打開策!?んなもん決まってんだろ!!」


「客足増やして儲けまくればいいんだろ!!」


「そ、そうですけど...」


これもまた前回の話からなのだが、この旅館は元より人が来ない。


場所も悪く、従業員も悪い。


そもそも張り紙なんてものはおそらく山奥にそびえ立つ一本の塔(電柱)にしかない。


そんな旅館に誰が気づくのか。


「おっと!マルコ。言うな、言わなくてもわかる!こんな旅館に誰が来るかってな!」


「張り紙でも増やしますか?」


「おい!!てめぇ顔のインパクトの割にはちっけな考えだな!!」


イケメン料理長が女将にフライパンでボコボコにされる姿を見て、恐怖を抱かないものはいないだろう。


何人か逃げ出し始めた。


「おいおい...!てめぇら!逃げるとはいい度胸だな!!全員三夏のようにつるし上げてやるわ!!」


女将さん怖い。


ゴォンゴォンとフライパンとフライパンで殴る音が響き渡る。


今ので半数以上はやられただろう。


「じゃあ女将さんが考えてるチンケじゃない考えってなんですか?」



「ん?それはな...」




「これだ!!」



どん!!と叩きつけられた紙切れには何か書かれていた。


「こ、これは...!!」



超次元的にあなたの疲れを癒します。


さぁ超次元にレッツゴー。


というネットのチラシだった。



「これで客を増やす!!いまやネット社会だ!!すぐに増えるぜぇ!!」


「やってること変わんないじゃん!!ボコされた料理長が可哀想!!」



「うるせー!!とりあえずやるぞ!!」



こうして私たちのストーリは適当に始まるのだった。

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