番外編 七夕
一日遅れの七夕ネタでございます。
七夕
「さて、今回のサブタイトルは七夕だ!」
と、らしからぬ高々とした声で宣言する翔。
の、周りには本編では決して揃わないであろう、紗良、麗緒、最成、秀、小鳥、義之(ちなみに夕子の遺影を持っている)が集っていた。
紗良と最成は、
「初めましてです!」「おう!」
とほのぼのしてて
秀と義之は
「久しぶりだね、父さん。」「ああ。」
と、ファミリーな感じで(どんな感じだよ。)
小鳥と麗緒は
「ねぇ!おっぱい触らせて!」「いやです、私そんな趣味ないわ。」
と、えっと、ノーコメントで…。
「あ、あ、あー。えっと、続けていい?!続けていいよね?!続けるよ?!」
司会進行に向いてないですね、残念だもんね。
「まあ、七夕と言うわけでオールキャラで願い事書こうとおもったんだよ!九十九九九里?そんな奴知らねぇ!」
割りとどこでも不憫な九十九。
「え!やりたいやりたい!」
「いいと思うぜー。」
「別に反対しないわ。」
「翔がやりたいならいいよ。」
「社長がやるならやります~。」
「ふん、」
と、賛成の声があがった。
数十分後…。
全員の短冊が笹につけられていました。
[もっと、主人公っぽくなりたい。黒神翔☆]
と、少年らしい字で。
[もうちょっと胸が欲しい。あと、出番ほしいです。此里紗良]
と、可愛らしい丸字で。
[夢は言えば叶わないと言うけれど私はあえてここで宣言という形で書かせてもらうわ。妥当、黒神翔よ。赤崎神麗緒]
と、書道の筆で仮名で達筆に書かれていて。
[1年後翔に会えるから早く一年経ってほしい。]
と、丁寧な字で願望が書かれていて。
[いつかしゃちょーが振り向きますように。あと、麗緒ちゃんのお胸様と翔君の腹筋触りたい。]
あ、この願いは叶えなくてオッケーです。
[美しい 君に会いたい 今すぐに 何年経っても 愛してる]
と、荒々しくも力強い字で書かれていた。
何つーか、みんな個性的すぎます。
ばぁむの願いですか?
欠点、補習回避ですよ。ばーかばーか…。
いや、ほんと欠点回避ですよとかは切なる望みなのですが一番の願いは今年一年何事もなく健やかに地味に質素に出来るだけ人と関わらずにほそぼそと(某漫画の主人公のように)ミスディレしながら生きていければいいなと思っております。
今年一年、誰とも目線合わなければいいな。来年も。




