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邂逅

初めましての方、初めまして。久しぶりな方、お久しぶりでございます。一瞬にして書き上げた続編1話。


もし、この前の話を読んでいない方は先に前編(?)を読まれることをお勧めします(強制ではございませんが。)


さてさて、何でこんなに丁寧な口調かと言いますと1話目だからです。1話目。振り出しに戻りました。

俺、真柴最成。17歳。身長、176センチ、体重64キロ。2年9組、出席番号32番。サッカー部。主将(キャプテン)。ポジション、MF(ミッドフィルダー)。好きな食べモノ宇治金時アイス、嫌いな食べモノパプリカ、好きな教科音楽(寝れるから)、嫌いな教科数学Ⅱ(担当が生徒指導の先生だから)。

とてつも無く平凡な(髪の毛とか目の色はつっこむなよ?)俺は、今日、今、まさにアンビリーバブルな体験?経験?をしてる。何かって?

「超絶美人が家の前に落ちてんだけど…。」

いや、ほんと。聞いてびっくり、見てびっくり。すんげぇ、美人なやつが家の前、向かいの家の塀に凭れかかって寝てんだよ。服とかビリビリに破れてんだけど大丈夫かなぁ…。

そんなことを思いながら最成は、超絶美人をつつこうとした。

「き、えた?!」

つつこうとした瞬間超絶美人は最成の前から消えた。

「あれ?」

呆ける最成。

「今、何をしようとした?」

突然後ろから美しい声がした。しかし、鋭いナイフのように尖った声だった。

振り返って確認したくても喉仏にひんやりと冷たい指の爪を押し当てられているため出来ない。

「いやぁ、どえらい美人が寝てたもんで。ちょっとつついてみたくなったんだよ。」

我ながらとてつも無く素直に小っ恥ずかしいことを言ったなぁと思った。

後ろから、「ふぅ…」とため息をつく声が聞こえた。首の辺りに吐息がかかって少しくすぐったかった。

「そうか、こんなことをして悪かったよ、ごめん。」

言うなり、手が首から離れる。

超絶美人をこの目に納めないというのはあまりにも勿体無い。

「…えい!」

バッと、振り返ると何事かとびっくりした美しい顔があった。

「すんげぇ、美人。」

最成は感嘆の声を洩らした。

100人が見て100人が美しいと認めるであろう美貌だ。

藍色の腰まで届く三つ編みの髪に月に蜂蜜を垂らしたかのような不思議な色合いの金色の瞳、透き通るような滑らかで白い肌、何れを取っても至高のモノ。

そう、真柴家の前に落ちていたのは現在兄から逃走中にある黒神翔なのであった。


まぁ、何と!

翔くんあんまり仕事しないから主人公最成くんに取られちゃった。



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