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祈るということ  作者: 吾井 植緒
登場人物紹介
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ミコ様とゆかいな異世界人たち

登場人物紹介:たまに増えます。

名前や役職のあとにあるのはミコ様のつかう呼び名です。

ミコ様:神様に誘拐されてきた日本人。元会社員。

耳の下辺りまでの短めの黒髪、前髪は長め。死んだ魚のような黒い目は常に半分位閉じた状態。

青白い肌で薄い唇、無表情。小柄な身長で、本人は体格が太めと表現している。

基本会話は最小限だがコミュニケーションは取れる為、元の世界では人当たりがよく真面目だと好印象だったらしい。挨拶は自分からしないが、されれば返す主義。

オーラで気分を表す事があり『表情には出ないが何となく嫌なんだろうな』オーラと、必殺の『殺すぞ、お前。と言ってそうな位に怒ってる』オーラがある。KYな人には効かない、他人任せな得意技。


装備

『神の衣』ミコ様専用の最強の防具。高級そうな白地のワンピース風で襟に薄紅色の薔薇の刺繍があり、タグの部分にミコ様の実名が金糸で刺繍されている。裾は絶対にめくれないらしい。

薔薇の香りを常に漂わせてくれ、汗もすぐに分解してしまう。洗濯不要で、しかも装備していると風呂要らず。髪が濡れた状態で装備すると乾かした上に整えてくれる便利な装備。

『最強の裸足』神の薔薇と呼ばれている薄紅色の花びらが出て、あらゆる悪路から足を守ってくれる。海も歩けるらしいが、風呂の浴槽では浮かないようになっている。足装備をつけると無効化される。


能力

『ミコ語』

日本語しか話せないミコ様の必需品。日本語を話すと異世界言語として周囲には聞える。もちろん相手の異世界語も訳してミコ様に聞かせている。

話す内容はミコ様の口の動きに合わせて相手には聞えるが、ミコ様の耳には自分の発した日本語の後にミコ語の内容が日本語で聞えるようになっている。威厳120%増だが、ミコ様の地声。基本、ミコ様の話した日本語を訳すがぜんぜん関係無い言葉になる事が多い。ある程度はミコ様の心情を汲み取ってくれる便利な能力。最近レベルが上がり、訳が少しわかりやすくなったが、話す内容は相変わらず。

『神力』

神官たちが使える聖なる力。神殿騎士も使える。保温から火花まで、何でもアリな力。

ミコ様は半目にしている目を全開すると解放される。かなり強大。

しかしミコ様の力は今の所癒しのみ。


性格

神様曰く、自己を嫌っているが、プライドが高いので卑屈に見えることはなく、他人が怖いが興味はあって、好かれたいけど面倒臭いとか思ってる、漠然と幸せになりたい満たされない性格


諦めが早く、切り替えが早いが咄嗟の状況に弱い。人間嫌いというか、人間が怖いので他人と目が合わせられない。芸術的感性が絶望的。

他人の容姿の表現は想像しにくいレベル。洋風なイケメンは大抵ハリウッドスターで表現する。最近ストックが尽きたと嘆いている。

美しい女性はイケウーマン。ボン・キュ・ボンなハリウッド女優は顔の表現には使えないらしい。

どうでもいい事をちょいちょい思い出すがうろ覚え。しかも関心がない事は適当にしか覚えていない。人の名前を覚えられないと言うか、もはや覚える気がない。

ツッコミは苦手。自分では面白いと思っている事はウケなくても何度か試す派。


異世界人達の崇拝度:神官と騎士はほぼMAX。ライバルはマッチョ崇拝


家族

両親:健在。父親は本家の長男で公務員。

妹:ミコ様が異世界に行く前に行方不明になった。神様により異世界トリップしていた事が判明。図太い性格らしい。

弟:歳が離れているせいか、ミコ様は今彼が何歳かうろ覚え。ミコ様が話を聞き流していたのを幼いながらも見抜ける位聡明。


ライ:ミコ様のペット

芝っぽい茶色の中型犬。犬種は不明。紐がなくても付いてくる、ミコ様に忠実な番犬。セイには懐いている模様。別名、茶色い神獣様。


ユキ:ミコ様のペット

毛足の短い白い猫。子猫的な愛らしい風貌に似合わず、この世の者とは思えない不気味な鳴き声を発する為、異世界人達に恐れられている。喉をゴロゴロする際に音が聞えないので、ミコ様はたまに喉に手を当てて振動するのを楽しんでいる。

別名、白い神獣様。


※ ※ ※


異世界:神様が一人で創った世界。宇宙的なルールにより丸い星になっている。他の世界のパク・・・インスパイアな事象が多い(主に地球)。ミコ様が来るまでは曇天が続き、海は荒れ、地震が頻繁に起きて、変な生き物が人々を襲い始めるといった状況になっていたが現在は平和そのもの。

いくつかの大陸があり、地球で言う北極の辺りに世界の中心と呼ばれる島があるが寒くはない。


異世界の創世神:神様

自称ミコ様と性格が似ている異世界の神様。姿は発光体。一人称『俺』でテレパシーの声は低くて渋めのいい声をしている。更に発光体の人型がすっきりしたフォルムなので男神と思われる。

力は凄いが、自分の創った世界をほっといたせいで干渉できなくなっている。ミコ様の祈りがないと世界を安定させられないダメ神様。

最近はミコ様に異世界トリップテンプレを網羅させようと画策中。

世界の為に力は使えないが、ミコ様の為なら力を使える。もちろん命が危険な状態など許さない。全力で敵をつぶすが、ミコ様よりは周りが見えているので色々考えて力を使っている模様。


 ※ ※ ※


神殿:創世神である神様を信仰する世界最大の宗教団体。各地に神殿があり、本部は世界の中心と呼ばれる島にある。寄付で運営されているので、明朗会計がモットー。身分や種族で差別はしない、公平で能力主義。神官と神殿騎士は全員神力という聖なる力が使える。武闘派な武装神官もいる。



大神官:猊下

『装備』大神官服:一点豪華主義なので、幹部神官と色は一緒。


銀の髪だが、光があたると青くも見える。ミコ様曰く、ハリウッドの大御所映画スター系イケメン。声もイケメン。

身長は180越え。若い。ミコ様の口より達者なオーラを空気が読めない振りをしたりしてスルーする一筋縄ではいかない人物。ミコ様を煩わしい目に極力あわせないようにしているので常に忙しい人だが、朝食はミコ様とのコミュニケーションも兼ねて一緒に取るようにしている。


神殿騎士団長:団長

ミコ様命名のカバディポーズで敵を威圧する護衛騎士。

『装備』神殿騎士団長の鎧:白銀の鎧。どんなに動いても物音がしない。

団長の剣:いつも帯剣している団長の愛用の剣。


ピンクの髪、紅茶色の目。低い声。マッチョ。ミコ様曰く、人気のある脇役タイプ。190位あるが、空気になれる気配の消しっぷりをミコ様に気に入られている。小柄なミコ様が自分の巨体を威圧的に感じていると密かに気にしている。

神官に扱き使われる騎士団の現状を憂い、ミコ様を真の主として騎士団全員で忠誠を誓うが最近危険思考に偏り気味。


セイルース:セイ

本名はもっと長いが、覚えられないミコ様の為に本名は捨てたと豪語するミコ様命の騎士。


『装備』神殿騎士の鎧:白銀の鎧。汗をかいても臭くならない。

騎士の剣:団長のよりは細めの剣。


ミコ様には犬係と思われているが、ミコ様専属の騎士。世話係を不要としたミコ様の為にミコ部屋の掃除までする無口な忠犬騎士。たまに喋っても不穏な内容が多いので、ミコ様に聞き流されている。

団長の次に強く、団長の次に空気になれる騎士団№2。

ミコ様が名前を覚える気がないのに気付いている。なぜか日本語を電波で受信している模様。190近いが細マッチョな為、あまり威圧感はない。

薄い黄緑の短髪に緑のタレ目。ミコ様曰く、ハリウッドの若手ドラマスター系イケメン。

貴族の三男だが、神殿の対岸の王家とは違う国出身。


審判長:爺

『装備』幹部神官服:幹部のみが着用できる。普通の神官とは色が違う。


神官幹部の一人。汚職摘発などの部署の偉い人。洋風ナイスミドル中年。

紫の髪と目。世話係を自称して、食事は爺が給仕している。

ミコ様に謝意を表す為だったら、スライディング土下座をいつでも見事に決められる人。仕事柄、出張が多い。


緑の魔女:リジー

『装備』幹部神官服:幹部のみが着用できる。女性用。


一応神官幹部。祭事を主に取り扱う部署の偉い人。

濃い緑の髪と目、褐色の肌。アジアンビューティー。妄信的に神様ラブでミコ様ラブ。信仰を穢す人間は生贄として拷問するぞ☆

本名は違うが、ミコ様に名付けられてからはリジーと名乗る。自称ミコ様の世話係。ミコ様にパンツを献上した恩人。


ミゲル(人):忍者

『装備』神殿騎士の鎧:白銀の鎧。他の騎士より軽めにカスタマイズされている。

騎士の刀:見た目は剣だが、刀っぽい。形は剣だが、やっぱり刀っぽい。


ミコ様の初めての乗馬に相乗りする栄誉を手に入れた黒髪、青目の騎士。ミコ様曰く、ハードボイルド系イケメン。

気配を消すのが苦手だが、その分瞬発力を生かして敵を瞬殺する騎士とは思えない部隊の隊長。

セイの同期。敬語とタメ口が混じる話し方で気障な振る舞いを好む。

ミコ様にミゲル(馬)の名前を聞かれた際に自分の名前を告げてしまった為、今後如何にしてミコ様に名前を明かすか悩み中。


シャミ:ゆるふわ

『装備』神殿騎士の鎧:白銀の鎧。女性用で少し軽く胸元に余裕がある。

騎士の剣:細身のレイピアのような剣。


女性の先発隊隊長。ゆるふわの、所謂内巻のようなパーマがかったこげ茶色の髪。濃いピンクの瞳。ミコ様曰く、ぶりっこポーズしても見れる程度にはカワイイ系。

語尾を延ばしたり、☆を付けてそうだったり。ぶりっこポースしたりと変わった女子力の持ち主。向ける相手はもちろんミコ様。

ガラス破っての着地は漢らしい。先発隊を任される位の隊長なので、かなり強い。脳内人称は「あたし」だが、言うのは「わたくし」



赤髪の神官

『装備』幹部神官服:幹部のみが着用できる。


若い幹部神官。書類得意な赤ペン先生。

毎朝ミコ様の祈りの結果を神力で探っちゃう、ミコ様ファンの一人。

祈り後に偶然会った振りをしているが、実は廊下でミコ様の出待ちをしている。しつこく話しかけたりしないので、ミコ様は去り際を心得た男だと好印象な模様。


初代ミコの世話係:ボクっ子

『装備』武装神官服:武器が隠せる神官服。

鉄の爪:爪状の武器。


先代大神官に初代ミコの世話係を押し付けられた挙句、偽のミコだったので一緒に降格されてしまった元幹部な武装神官。

戦闘能力はミゲル(人)と渡り合える位の実力の持ち主。騎士団を番犬と呼ぶ。

オレンジの髪、茶色いパッチリ目でアイドル顔だが、性別不詳。ミコ様曰く、チャラい頭の悪い喋り方をするリア充。

薄々ミコ様の他人に興味がない性格を察知している。

最近、ミコ様の自称世話係から側近にランクアップした。


初代ミコ

神の間に入れず、神罰でアフロになってしまった偽者ミコ。

神力があったので、貴族に初代ミコとしてごり押しされたのを先代大神官と一部上層部が受け入れてしまった。

ミコ様は元々アフロヘアな人だと勘違いしている。


 ※ ※ ※


王家

神殿がある島の対岸にある大陸の王国の人々。国名は不明。信仰に厚く、神殿に多額の寄付をしている。


王様:陛下

別名【清廉王】

黄色っぽい金髪で水色の瞳。チワワ顔になってもイケメン。性格はヘタレ。蛇王によると実は腹黒らしい。


王弟:閣下

王家の騎士団団長を務める、軍部のトップ。金髪イケメン。

見事なジャンピング土下座の使い手。ミコ様に心酔していて、ミコ様の為なら王である兄も足蹴にする。意外と強い。


王族:白髭

王の親戚のジジイ。ミコ様をチンケな小娘呼ばわりした為、神殿関係者と神様の怒りに触れて、痺れさせられた後は・・・合掌。


宰相

王家の宰相。色の薄い金髪、青い目。重低音な渋い声だが、若い。ミコ様曰く北欧系イケメン。神殿騎士に嫌味を言ったりと一筋縄ではいかなそうな人物。魔術を使う。


侯爵:子供侯爵(子供貴族)

宰相の弟。ミコ様の強制イベントの原因。

色の薄い金髪、青い目で天使画に描かれてそうなかわいい系。



ミーミ・ブレッド:パンの耳

ミコ様に初めてフルネームを覚えてもらえた(パンの耳扱いだが)有名画家。

金髪にこげ茶の目をした青い肌の神の加護持ち。ミコ様曰くフランス映画系イケメンで色気のある声をしている。能力は一目見たものを記憶できる完全記憶能力だが、文字類は対象外。

騎士団や神官の威圧に耐えながらミコ様の肖像画を一晩で描きあげる。


アルフォンス・ルイ

ブレッド氏の助手兼マネージャー。神殿騎士と神官はもはやトラウマ。

ブレッド氏を叱咤激励し後の画聖へと育て上げた。


 ※ ※ ※


帝国

王国と大陸を二分する勢力。

武に重きを置いた国。


帝王:蛇王

別名【蛇王】

帝国の王様。日に良く焼けたワイルド系イケメン。灰色に近い黒い髪と目は灰色。

戦場で先陣に立つ位強い。2メートル越えの身長と立派な体躯から、ミコ様に裏のマッチョ教教祖認定されている。

ミコ様に呼びかける時はミコ様だが、ミコ様の事を他の人に言う時は聖人。なぜそうしているのかは謎。

酒好き。


メロヌール:メロンさん

帝国の外交官。結構偉いらしい。抓るのに特化しているので、蛇王ですら防御できない。

スラッとした体型。髪は紺で目は青。肌は日に焼けている。

仕事中はキリっとしているが、それ以外だとミコ様に対してモジモジしてしまう。


new:メロヌール。蛇王追記。


ほか修正部分は間違い探し程度です。

大陸や王家にも名前はありますが、ミコ様が覚えない限りでません。ミコ様と遭遇せずに名前が出た人だけ表記される事があります。

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