7章
しょうがないのでまたじっくりとPDFを読むことにした。とはいえ前回読んだ時から思ってたけど、結構長いんだよな…。
マウスでスクロールして前回読んだところまで飛ばす。ここら辺になると本当にプライベートなことしか書いてないんだよなぁ。
ひたすらにスクロールをしていると鷹橋が寄ってきた。もちろん急いで録音機をオンにする。
「おい、最近自席にいることが少ないんじゃねえの?」
「あら、いないも同然のくせにしっかりとみてるなんて私のこと好きなんですか?」
鷹橋はチッと舌打ちをするとすぐに離れていった。
なんで急に寄ってきたのだろう?そう思ったが今はそんなことしている場合ではない。はやくPDFを読まなければ。
そうおもってPDFを開く。しかし緊急事態が発生する。
「どこまで読んだっけ」
読書を邪魔された挙句どこまで読んだか忘れた私の声は宙に浮かんだあと、誰にも気づかれずに消滅した。
ひとまずなんとなく目星をつけてそこから読み進めてみよう。
しょうがないのでまたじっくりとPDFを読むことにした。とはいえ前回読んだ時から思ってたけど、結構長いんだよな…。
すこし暗くなったころ
「ようやく、これで、あの野郎を」
息も切れ切れに私は切り札を見つけた。
「チェックだ。鷹橋ぃ」
このあとやってきた北條さんが私の顔を見て小さく悲鳴を上げたのは言うまでもない。




