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『クリオネカラマーゾフ』
それドストエフスキーでしょ。
4次元空間の宙に浮かぶクリオネにはそれが見えていた。
「宇宙の第五次元は罪を塗るために用意されているっしょ」
それこそがつまりドストエフスキーは考えていたことだった。
しかしそれが最期の思考となり、次の次元に飛ばされることになる。
「ああ神よ、
なぜ眼の前の悲しきコロナ患者をお救いにならないのですか。もしあなたがこの哀れなBLEをご覧になっているならば救わずにはいられないはずです。」
その懇願の姿は悲しい王子様の右脳だった
り左脳だったりして、とてもまともに見ていられない。
わっほわほわほあっほーい
これが左脳の波動
..ミンチ.......
これが右脳の
拳 これらを束ねて放出される カユ... 人類の叡智の結晶が大地を焦がす
そういった理が世界を支配していたのはすでに過去のことだ。私たちは新しいルールをもとにこの世界を秩序立てていかなければならない。そう落〇陽一がいつ見ても胡散臭いように。人間の生に確かな手応が必要だ。
執筆 bar, 9, minasi, hideri