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コント・漫才原稿

漫才 自衛隊転移

作者: 羽田恭
掲載日:2019/10/19

ボケ「最近、異世界に転移したり、転生したりする話はやっているじゃないですか」

ツッコミ「最近よく見るな」

ボケ「実は異世界に転移して帰ってきたんですよ」

ツッコミ「マジで? なんのきっかけで転移したの?」

ボケ「まず神の使者から声をかけていただいたのです! その方の姿はスーツ姿の紳士。だがそれは仮の姿!」

ツッコミ「おお! その正体は?!」

ボケ「濃い緑の制服に身を包み、金の装飾に彩られた神の使者だったのです!」

ツッコミ「陸上自衛隊の人じゃね? 金の装飾ってレンジャーの記章とかじゃね?」

ボケ「私にこうお告げを下さいました! 『免許取れるよ』と。『給料いいよ』『公務員だから待遇最高』だとも」

ツッコミ「それ自衛隊の勧誘。めっちゃ定番のやつ言われてるよ」

ボケ「そしてこうも告げられました。『この国を護れ。神から武器を賜るのだ!』とも」

ツッコミ「だからそれ自衛隊」

ボケ「時空を超え迎えに来た女の子もまた『一緒に守ろう』と手を差し伸べてくれました!」

ツッコミ「二次元のポスターから出てきてくれないよな、その子」

ボケ「そして神の勅命を受けし、龍を操る緑の騎士団へ入ることに決めました!」

ツッコミ「陸上自衛隊入隊です」

ボケ「まず与えられしは、騎士の鎧! 毎日のメンテナンスが大変で、熱い鉄で清めるのが日課となりました」

ツッコミ「アイロンがけじゃねーか」

ボケ「そして具足! 鏡のごとく光らせることで悪を滅することができるのです。 これもメンテナンスが大変でした」

ツッコミ「半長靴ね。自衛官が履いてるブーツです。光ってないと怒られるんです」

ボケ「魔避けのお札ももらいましたよ。神の加護があるんです。鎧の肩口につけました」

ツッコミ「それ階級章! 下っ端がつけるやつの」

ボケ「日々神の騎士団としての訓練を重ね、ついに! 聖剣を手にする日が来ました! マナを放射する、騎士団のみが手にできる聖剣です!」

ツッコミ「89式小銃な。自衛隊採用の国産アサルトライフルです」

ボケ「マナを放射すればいかなる敵も一溜りもありません」

ツッコミ「それマナじゃなくて弾!」

ボケ「無くしたら大変な事になります。マナは貴重ですから」

ツッコミ「そら弾は貴重だよ! 危ないし! 無くしたら大問題!」

ボケ「全て書かれた魔導書も渡されました。これも無くしたら大変です」

ツッコミ「それ教範! 自衛隊の教科書的なものです」

ボケ「騎士団の秘密が書かれた魔導書ですから、魔族が常に狙っているのです」

ツッコミ「機密事項書かれたりするからね。狙ってるのは魔族っちゃ魔族だけどさ」

ボケ「全ての罪を許される儀式も教えてくれました。このように頭を下げるのです」

ツッコミ「腕立て伏せじゃねーか!」

ボケ「連帯責任です」

ツッコミ「やっぱり腕立て伏せじゃねーか」

ボケ「場合によっては神々を喜ばす踊りで許してもくれます」

ツッコミ「余興じゃん!」

ボケ「私は神の物まねで許しを請いました」

ツッコミ「定番ですね! そしてその神は上官です」

ボケ「ある時には魔族に抵抗するべく、龍に乗り込みそして!」

ツッコミ「そして!」

ボケ「酔って吐きそうになりました」

ツッコミ「装甲車は外を見ずらいんです」

ボケ「いつしか魔法を使えるようにもなっていました。回復魔法、その名も『ビール』!」

ツッコミ「酒飲んで忘れているだけじゃねーか!」

ボケ「嫌な事忘れて全回復!」

ツッコミ「お酒はほどほどに!」

ボケ「しかし! 魔族との戦いは過酷の一言。そんな時は究極回復魔法の実力を発揮する時! それは『ノミカイ エンカイ ダンケツカイ』!」

ツッコミ「どっちみち酒飲んでるだけじゃねーか! だからお酒は適量に!」

ボケ「このようにして僕が行った異世界のとある国は魔法に護られているのです! 科学文明が発達した中で神の子孫である神官が日々国民の安寧を祈っております!」

ツッコミ「それ日本じゃねーか! お前は異世界には行ってねーよ! いい加減にしなさい! 自衛官の皆様お疲れ様です!」


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