明日のパンツはありますか?
前回に続き2章?2つ目の世界です。
2の世界「明日のパンツはありますか?」
どうやら死んだら異世界転生とは同じ世界ではなく死ぬごとに違う世界に飛ばされることらしい
「今度はどこの世界だよ、おい」
イラつきながら僕は手にしている手帳を読んだ
~伝説の剣"魔剣"の生成~
今回はこれが目標らしい。そして僕は錬金術師になっていた。
ここの世界ですでに10日経過した。もうこの世界にはなれた。
この世界では錬金術が初めから使えるみたいだ。手当たり次第にいろんなものを生成し、 今回は地道に経験値を積みレベル14までになった。
いよいよ剣の生成をすることにした。いきなり魔剣は厳しいと思い、
初心者用の剣の生成で経験値を積むことにした。これが間違いだった・・・。
初期軍資金からかなりお金を増やしたが錬金術に使う素材はどれも高価だった。
「これじゃ何もできないよ」
つい弱音が漏れた。
生活費を切り崩し、素材代にあてた。
ようやく調達できたのは"水の剣"ができるか、できないかの素材のみだった。
「いちかばちかだ・・・。成功すれば明日の食費と明日のパンツが買えるんっ!」
自分の中の能力をフル活用し"水の剣"を生成することに。
魔法陣の描いてある床の上に素材を置き唱える。
「ケセランパセラン!」
唱えた途端床の魔法陣が光り、素材が次第に剣の形に変化する
「パンツぅぅぅ!!」
思わず成功したと勘違いして声を出してしまい。集中がきれた。
その途端僕はまた死んだ。
~錬金術中の失敗。爆発により"死"~
~1/3~
どうやら今回の死は自殺に数えられたらしい。
敵意の問題みたいだ。今回は誰からも敵意が向けられておらず
それが自殺とカウントされたようだ。
やはり気が付くとまたトイレだった
結構短いと思いますが、設定上すぐ死ぬがコンセプトなもので。