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詩連  作者: kansai
1/4

貴族の娘

 知っていた

 貴方が人と近しいモノで

 人とは違うモノだということ

 天の遣いと悪の遣い

 真実がどちらにあったとしても

 私には意味のないことだった


 無理矢理決められた結婚前夜

 月の光の明るい晩に

 貴方は突然舞い降りた 

 窓辺で泣くしかない私に

 貴方は

 そっと

 手を差し伸べた


 「嫌ならボクと、一緒に行こう

  ずっと君を見ていたよ

  あいつに渡すぐらいなら

  ボクが君をさらってしまおう」

 

 私は貴方の手をとった

 窓から身を投げ貴方の元へ

 私を

 待っているのはきっと

 貴方と共に

 いられる楽園


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