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会話が見えない勇者召喚

こちらです

掲載日:2026/05/03

勇者不在

勇者を誘導する少女の話

ウサギの耳をつけた彼女は、ご機嫌で町を歩いている。

誰も、その不自然さに気づかない。


「あ、イケメンはっけーん!」


いつもの彼女を知る者なら、耳を疑うような声。


彼女は、その後をついていく。

距離を保ったまま。静かに。


彼が一人になるまで。


やがて、人通りが途切れる。


そのとき、彼女は鍵を取り出す。


どこにもないはずの、扉を開く鍵。


彼の進む先に、そっと回り込み、

何もない空間に差し込む。


かすかに、光。


扉が開く。


彼は、気づかない。


ただ、歩く。


導かれるように。


彼女は一歩下がり、微笑む。


「勇者様、こちらです」

読んでくれてありがとうございます。

勇者召喚シリーズ完結です。

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