危ない道には足を踏み入れない
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
自制出来ない人間なので、リアイベは常に回避しなければと思ってます。
たまに足を突っ込みますが。
理性的か感情的かで言ったら感情的。冷めているか熱いかで言ったらきっと熱い。物事にハマり易く、そうして我を通す為ならば割と手段を選ばない。
だから、はまる物はよく吟味しないといけない。
「舞台とか、興味無いの?」
私が進めたゲームに興味を持ってくれた友人が、舞台の選考に応募した。布教し、布教されつつの関係を互いに保っている故に、こういう事も割とある。しかし。
「無いわけじゃない。寧ろめちゃ行きたい」
舞台俳優さん関係の、缶バッチを沢山付けた人とすれ違う度に、店舗に寄って売り切れを見る度に、『やっぱり質が良いし、面白いんだろうな』とは思う。
でもチケットは常に争奪戦だし、遠征する事もきっとある、つまり滅茶苦茶お金が掛かる。が、それ以上に。おそらく私は感情の抑えが効かずにリアコ、ガチ恋勢になる可能性が高い。それは私の理想像から掛け離れたものだった。
「じゃあ行こうよ」
彼女は無邪気に微笑んで、さっそく端末を操作している。どうやら予約の準備をしているらしい。けれども、私はその誘いに乗る訳には行かない。
「でも、迷惑かけちゃうから行けないな。感想は聞きたいけど」
自制出来るリアコとか、ガチ恋ならば、良いのだけど。SNSやっても誰かを誹謗中傷したり、イベント参加しても問題起こさないような人、それならば良いと思うのだけど。
私はきっとそうじゃない。相手を殺すか、自分を殺すかの二択まで恐らく行く。だったら最初から足を踏み入れてはいけない。
何も知らないのに全てを知った気になって、憧れを向けたくない。それは私の信念に反する。信念を無くした私は、きっとただの害になる。
「……そっか。じゃあ受かったら報告待っててね」
彼女は少しだけ笑って、端末を鞄の中にしまった。
「この辺、美味しいケーキ屋が沢山あるんだ。それに付き合わせるのは良いでしょう?」
私は黙って頷く。それは勿論。
自分の話を延々としてるので、星座くらいは割り出せそうですね。ネットリテラシーガバな人間なので、もう特定されてそうですが。
基本的に感情的な生き物なので、
『リアコやガチ恋の気持ちが理解出来ない』
と言ってもならないとは思えないんですよ。
寧ろ熱中し易い分、なりやすいとも思ってます。
そして私がリアコ、ガチ恋になったら、間違いなく害悪になります。
だったら最初から足を踏み入れ無いようにしよう。
というのがこの話。
誘惑に弱い人間なので、魔が差しますがね。
そして根気強く注意されるまでがセットです。
今回も注意されました。
私が好きな自分は感情に左右されない自分です。
私情を交えず、客観的に物を見る事が出来る自分です。
解釈違いだからといって製作者を責めたり、同胞の方々に迷惑を掛ける自分ではありません。
この時点でかなり本来の性質とは間逆ですが。
何かにハマったら、自分にも他人にも苦しくなる行為はやめようね。
が私の信念です。