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最凶

PV伸びない……ブックマークと評価おねげぇします。やる気が多少出ます。絶対出るとは言い切れない……


始まりの街の東側は洞窟になっている……

中は暗くなっているという事を予測していたが……


「結構明るいな?」


初心者が結構出入りしているのか、そこら中にたいまつやランプが置いてあり視界はかなり良好になっている。

中は割と広くなっており、トロッコのレールが敷いてあったり、ピッケルが落ちていたりする。ただここ最近に何かを掘った後などは見受けられなかった。


「ここは廃坑なのかな?」


恐らく、第一陣プレイヤーによって枯らされた鉱脈だったと思われる。

この世界は良くも悪くもリアルであり、鉱石を掘りすぎると無くなるし家や街を壊したら、そのままらしい……


「そらちゃんが言うには魔法耐性持った魔物を魔力を纏った手で殴り倒せばいいんだっけ?」


見える範囲にいる魔物はどれもごつごつしており手で殴ると痛そうだ……


ロックリザードLV5 HP300


ロックスライムLV4 HP250


ロックバードLV6 HP320


ロックドラゴンLV32 HP5800


ロックワームLV4 HP 270


なるほど……ロック系の魔物がいるんだな……なんか変なの混じってね?ロックドラゴンってなんだよ……


「ユニーク個体ってわけではなさそうだな?」


よくある強くなったらまた狩りに戻ってきてね。ってやつか

流石に装備で強化されているとはいえ素手でロックドラゴンをやるのは厳しそうだな

という事で銃でぱぁんとやったわけだが


「硬すぎだろ!?」


MP3000くらい突っ込んだのにもかかわらず、ロックドラゴンはピンピンしていた。


「いや、マジか……」


ロックドラゴンを再び鑑定したところHPは1000ちょっとしか減っていなかった。


「スキルかなんか使えるって事か……」


上級職や特級職の頭を吹っ飛ばせる時点で火力が低いという事はまずありえない。

ロックドラゴンはこちらに気付くとものすごい速さで突っ込んでくる。

それを紙一重で避けもう一発弾丸をぶち込む


「うーん、あんま効いてないな……」


どうやら、体を覆っている岩あれが魔法耐性を持っているらしいな……岩もびっしりと付いてるわけではない、ならその隙間を狙えばいい


ロックドラゴンがもう一度突進してくる


よしこのタイミングで……


ぶぅんっ


とっさに頭を下げる


「あぶな!?」


ロックドラゴンの尻尾が頭すれすれを横切る、もし頭を下げていなければ顔面にクリティカルヒット食らっていた

そして、追撃と言わんばかりにブレスが飛んでくる。


「元気いっぱいかよ……」


少々呆れながらもブレスを避ける


が、避けた先に爪が降り下ろされる。


ぱぁん


「そのくらい予想の範囲だ」


ロックドラゴンの振り下ろされた爪の隙間、岩で覆われていない場所を綺麗に撃ち抜いた。


ドシンっと大きな音を立てロックドラゴンが崩れ降りる。


「ふぅ、終わった」


倒れたロックドラゴンを見ると、所々が光っている。どうやらロックドラゴンから直接素材をはぎ取るシステムらしい、これまでスライムを消し炭にしかしてこなかった為初めての行為となる。


現実(リアル)じゃまずできないことに心が踊る。


「へぇ、回収すると消えるんだ!」


ロックドラゴンの素材をはぎ取ると、さっきまであった巨体が無くなった。

しかし、戦闘でロックドラゴンから出た血などはそのままである。

リアルを重視するこのゲームではあるが、流石に死体などをそのままにするわけではないみたいだ。


〈システムアナウンス〉レベルが20に上がりました。中級職にランクアップ可能です!ランクアップ先は【魔導士】【魔術師】です!


【魔導師】

魔法を高め、火力を出すことをメインにした職業、レベルアップ時にINTが上昇しやすい。


【魔術師】

欺くことに重きを置いた職業、デバフ魔法や毒、麻痺などの状態異常の魔法を得意とする。


「うーん、正直どっちでもいい感じだな……ステータス盛るなら【魔導士】だが、対人想定なら【魔術師】だよな……」


無難に【魔術師】かなぁ、これからもPKを主体にゲームをやっていくつもりだし、ステータスに関してはユニークジョブになれば通常の上級職よりも高くなる為そこまで気にする必要がない。


「よし、【魔術師】にしよう!」


無事に魔術師にランクアップが完了する。


〈システムアナウンス〉【魔術師】にランクアップした為【毒魔法】【麻痺魔法】を取得しました。


「お、下級職にランクアップした時にはなかったアナウンスだ!」


どうやら、なるジョブにあったスキルを自動で取得してくれるらしい、便利なものだ。お陰でわざわざSPを使う必要が無くなった。


「さて、本来の目的に戻りますか……」


近くにいた、ロックリザードに魔力を宿した拳を振り下ろす

軽く振った拳はロックリザードを軽く貫き、大量の血が吹き出した。


グロいな……


〈システムアナウンス〉魔力耐性を持つ魔物を魔力操作で魔力を宿した拳で倒した為、ユニークジョブ【魔拳士】の条件が達成されました。※ユニークジョブ【魔拳士】は既に存在するため転職できません!


よし、とりあえず条件は達成できた。


しかし、これからどうするか迷うな、正直手持無沙汰である、ユニーク探しをすることは確定しているがどうやって条件を達成するかなどは勿論わからない。だからといってレベルを上げる事をするのも面白みに欠ける。


PKをやってもいいが、おそらく掲示板によってはじまりの森での情報が拡散しているため厳しい可能性がある。

流石に超級職以上に来られると、ダメージこそ受けないが攻撃でなく拘束される危険がある。完全にやることがない。


「うーん、どうする……か!?」


後ろに気配を感じる……いや、感じるなんてレベルじゃない体が震える……うまく体を動かすことすら厳しい……


すんすん


「わっちの鼻が言っておるわ、お主同類じゃな?」


後ろからカツン、カツンと下駄の音が響き渡る。


「カカ、声が出ぬか?お主には威圧などかけておらぬがのぅ」


震える体で、首を後ろに向ける


綺麗に伸ばした黒い髪に和服を纏った少女がそこにはいた。


「ふむ、そこまで怖がることもなかろうよ」


震えのせいでうまく口が動かせず、声が出ない……だがこいつの事は知っている……


現時点において、確認されている覚醒職は三人……【始まりの王】ティナ、【写真王】リーリア、そして目の前にいる少女


「……【殺戮王】カンナ」


ようやく出た言葉はそれだけだった


「わっちの事を知っておるのか、よい心がけじゃの」


こいつは掲示板に書かれていた中でも特に印象深かったためよく覚えている。


常に一人で行動し続け、単独でのエリアボスの討伐数最多にして、PK数1万を超える怪物……掲示板では遭ったら死亡とまで言われついた名称が狂姫(きょうき)


まだ、震えが止まらないが、なんとか喋れるようになってきた。


「あはは、何が同類なのでしょうか?」


「薄っぺらい笑いじゃのぅ、お主からは血の匂いがする、わっちと同じ匂いじゃ」


「同じ匂いと言うのがよくわからないというか……」


「カカ、そこまで隠すことじゃなかろうに」


PKプレイヤーって事が確実にバレているな……


「はぁ、最悪です……私はPKですよ」


「ふむ、口調が多少変わったのぅ?ロールプレイじゃな」


「ある程度、口調変えた方が雰囲気ってのが作りやすいからですねぇ」


「まぁよいわ、お主は面白いのぅ血の匂いがプンプンするわ……これまで何人殺してきた?1万?2万?いや、もっとじゃのぅ」


「このゲームだとまだ20人だけですよ?」


「カカ、わっちは別にFROだけの話をしておるわけではないわ、お主と言う存在の話をしておる、PKプレイヤーって言うのはある種の怪物を心に宿して居る、そしてわっちの怪物がお主の怪物を見て歓喜しておる、それが答えじゃのぅ、参考までにこれまで何人殺してきた?」


これまで全てのゲームでのPK回数……正直数えていないがおそらく


「10万越えくらいですかねぇ?」


人々の成長の為に試練となるそう決めてから、ありとあらゆるゲームでPKを繰り返した結果である。この考えそのものがこいつの言う怪物というものかもしれないな……


「素晴らしい!いいのぅお主が欲しいのぅ」


まるで新しいおもちゃを見つけたかの様に少女の目は輝いていた。


「よくいいますね、あなたの目にはしっかり殺したいと書いてありますよ?」


「カカ、それは性分だから仕方ないのぅ、欲しいというのは本当じゃよ」


「それは、うれしい限りです……で?どうします?」


「わっちとしてはお主をこのまま持って帰りたいが、お主が抵抗するというならそれもまた一興じゃのぅ」


美少女からお持ち帰り発言はうれしいが何されるかわかったもんじゃねぇな


「あなたはソロだと思っていましたが……違いますか?」


「違ってはおらぬぞ?ただわっちと共に行動するに値いする人物が居なかっただけじゃ」


「居なかったねぇ」


「カカ、今見つけたがのぅ」


「まぁ私としては乗ってもいいですが、それ以上に……あなたを殺ってみたいですねぇ?」


不意打ちで二丁のハンドガンを放つ当然MPは1000突っ込んである


初弾で仕留めきる!そう思っていたが……


「いいのぅ、うむ、実によいぞ……PKと言うのはそうじゃなくてはのぅ」


至近距離の不意打ちが……軽く避けられる。


まじかよ……


「カカ、お主はまだまだ成長途中じゃそう落ち込むな」


俺の心情を読んでか、そう言ってくる


そして俺は既に詰みの状態になっていた、ハンドガンを撃った時点で首に糸が巻き付いていたのだ……完全に拘束されている状態である……


「はぁ、降参だ」


口調を元に戻し両手をあげ降参する。


「うむ、じゃあ早速行くとするかのぅ」


「どこにだ?」


「わっちのホームじゃな」


ズルズル


「おい、引きずるな」


首と同時に足も糸で巻かれていた。その為抵抗もできずそのまま引きずられていく


「逃げるかもしれないからのぅ」」


「…………逃げない」


「ふむ、引きずるとするか」


くそがぁぁぁぁぁぁぁ








ヒロインの一人です♡


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