政治と宗教と野球の話はタブーとか言ってるやつは例外なく馬鹿って話
政治と宗教と好きな球団の話はタブーなんてことをよく言われたりする。自信満々に社会人としてのマナーだとか、そんなふうに語る人がいる。
馬鹿だと思う。喧嘩になるからするべきでない。馬鹿だ。脳味噌に蛆虫でも湧いているに違いない。
話したくない話こそ話すべきだ。宗教、野球それらは別段どうでもいい。話したくないなら好きにしろ。
だけど政治は命だ。生活だ。俺たちの生きていく上での生命線だ。その話をするのを避けようなんて言う奴は恥を知るべきだ。恥をしれ。
政治の話をすると対立する意見を持った両者は絶対に自分の考えを譲らない。だから口論になる。険悪になる。それでいい。それがいいんだ。
お互いの意見をぶつかり合わせなくて一体君たちは何を知れると言うんだ。お互いの意見を尊重しろ。ぶつかり合ってもいい。ぶつかり合わなくては誰かの意見を尊重してやろうなんて気持ちには絶対にならない。
俺の意見が正しい。それでいい。それでいいが、ぶつかりあうってことは衝撃だ。お互いの魂のぶつかり合いだ。魂がぶつかり合うととても疲れる。記憶にも残る。言い過ぎた、言い足りなかった。いろんな気持ちがある。だけど、不思議と言ってやったぞという満足感もある。
思っていることを堂々と言えるとすっきりする。すっきりすると、もしかしたらあいつの意見も一理あるのかもしれないと耳を傾ける余裕が生まれる。耳を傾けることができれば、またぶつかりあって、喧嘩しろ。言い合ったくらいの傷なんてすぐ塞がる。
何回も何回もお互い傷ついて、もしかしたら自分が間違っていたのかもしれない。そう思うときもある。正しくても間違ってるのかと自信がなくなったりする。けれどそのまま迷いながら考え続けなきゃならないんだ。考え続けて、今度は新しい意見を見つけていく。ぶつかりあって初めて見えてくる景色もある。
どんなに素晴らしい意見を持ってても知ってもらえなきゃ駄目だ。ぶつかりあわなきゃ正しいのか、間違ってるのか、それの前提すら成り立たない。意見についての下地になるものを言われないと知らない人間はわからない。根気強く俺が教えてやるんだという気概を持つべきなんだ。
洗脳してやれってわけじゃない。人間間違うこともある。正しいと思ってたことがある日突然間違っているように見えて、自分の世界がひっくり返る。
何度も何度も、ひっくり返っていく。
ひっくり返っていくうちに、知らないことがどんどん増えて、だけど知ってることも増えていくんだ。
政治の話は知らなきゃ成り立たないのだ。おいお前供託金って知ってるかっていきなり誰かに聞いてみて、どれくらいのやつが答えられるだろうか。
供託金なんて学校じゃ教えられない。そもそも近代史なんてものを教えられちゃいない。俺は近代史を教えられていないから知らないことも多いが、なるべく知る努力はしてきた。戦争で原爆を落とされたのは日本が戦争をしたから。日本が悪いんだ。そんなふうには思っていない。戦争に正義はないが、原爆は虐殺だ。それを黙って自虐史観に陥ることのなんと恥ずかしいことか。
人間教えられてないことに気づくのはきっかけがなきゃ無理なんだ。政治の話をすることなんて教えられてないからできないんだ。テストの勉強だけしていればいいような風潮が出来上がってんだ。あとは娯楽。勉強以外は娯楽だけだ。大事なことは教えちゃくれない。ウイグル人の弾圧をどれくらいの学生が知ってるか。知らないやつのほうが多いはずだ。知ってるやつは気づけた運の良かった、それでいてある意味不幸な奴らだ。
ウイグルチベット、そういう話をすると大抵のやつは耳を塞ぐ。日本はそうならないって脳全体で信じ切っている。疑ってみるってことをしない。戦争をしないのは、平和が続くのは、そいつらの中では常識だ。これが戦後70年で積み上げた平和ボケだ。
ときに心に武器を持って命がけで戦わなければならないことを日本人は忘れてしまった。
俺言ってやりたい。お前は自分の娘がレイプされているときに黙ってそこで見ているのかと。見ているはずがないだろう。娘にレイプが起こるはずがないなんて口が避けても言えるまい。
起らないとは言い切れないだろう。戦争も虐殺も同じだ。日本は先進国だから、そう思って安心感にどっぷりと使っていれば中国に飲み込まれてあっという間に日本人の虐殺が始まるんだ。奴らはすでにウイグル人にそうしている。ウイグル人がやられている、それは中国の意思だ。虐殺している奴らが日本にだけ手を出さない理由はなんだ?米軍がいるからか?違う。まだ、準備が整っていないから。それだけだ。奴らは虎視眈々とその機会を伺っている。
九州にほとんど中国人だけの高校があるのも、彼らが機会を測っているという根拠の一部だ。
尖閣諸島を手に入れようとする国が本土に攻めてこないって思えるか?俺は思えないし思うやつは馬鹿だ。脳髄までもが腐ってるんだ。
現実を見ろ、フラットな目線を持て。そうしなければ必ず不幸な未来が遅い来ることだろう。
政治の話をしろって言うのはそういう未来の危険を回避するためだ。何も考えないで平和が維持できるほど現実は甘くないんだ。
考えろ。話し合え。ぶつかりあえ。何度もいろんなやつとぶつかりあえばどんどんそれは広がっていく。いつか一体感だって生まれる。そうしたことが世の中を変えるための第一歩なんだ。
お前らが沈黙することで得をしている奴らがいる。お前らの沈黙が、お前らに不当な搾取を与えている。政治家は、大企業は、俺たちを奴隷のように見ているだろう。俺たちは団結せずとも、ぶつかり合いながら、それにそれぞれの意見を持って立ち向かっていかなくてはならない。
耳を塞ぐな目をこらせ、考えつくせ声を上げろ。それが不条理を打ち砕く核になる。情報を知らないやつが多いなら知らせてやればいい、ノンぼり決め込んでる奴らを引きずり込め。それはとても辛いだろう。挫けそうになる。だけど、折れちゃいけない。歯を食いしばれ。人一人の力なんてたかがしれてる。立ち向かうには大勢の力が必要なんだ。
疎まれても、蔑まれても、声を上げることを、ぶつかっていくことをやめるな。おとなしくしているから政治家がつけあがるんだ。大魚になって寄生虫を丸呑みにしてやれば、俺達の生活はもっと良くなるはずだ。そうしなくちゃいけない。
好き勝手されるからどんどん生活が苦しくなる。非正規、増税、借金、学費ローン。収入の低下。実質賃金の低下。全部政治の一点でつながってる。国民の暮らしが苦しいのは全部が全部国民のせいじゃない。政治家が悪い。天下り官僚が悪い。国際資本が悪い。大企業が悪い。全部金を持ってる奴らが搾取しようとするからそうなるんだ。
そいつらをぶん殴ってやらなきゃ、思い知らせてやらないと状況が変わるはずがない。思い知らせろ。そうしなきゃ悪くなるばかりだ。いいように使われるのはやめろ、自分たちの権利は自分たちで守らなきゃいけない。だから政治の話をしろ、ぶつかりあって信念をもて。